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完本密命 巻之22

再生 恐山地吹雪

祥伝社文庫 さ6−74

出版社名 祥伝社
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-396-34306-4
4-396-34306-X
税込価格 724円
頁数・縦 330P 16cm
シリーズ名 完本密命

商品内容

要旨

仙台を発って海路を北に向かった清之助は、巷を悩ます海賊サンボトジ党や、子供たちを拐かした妖しげな巫女を成敗するべく、刀を振るう。その清之助を斃すと宣言し、神保桂次郎を伴って出羽三山で修行を重ねる惣三郎は、自ら選んだ道を必ずややり遂げると専心しつつも「分からぬ」と呟いた。惣三郎が胸に抱いたのは、剣者として考えたこともない問いだった。

出版社・メーカーコメント

惣三郎(そうざぶろう)は揺れていた。家族のことは想念の外にあった 父と倅(せがれ)相違(あいたが)う道の行方は (人は人をなんのために殺生(せっしょう)するのか) 惣三郎の胸にこんな疑問が生じた。剣者としてこれまで考えたこともない問いだった。以前の惣三郎ならば、「人を活(い)かすのが剣、ために生死を分かつ戦い厳然と存在する」 と答えたかもしれない。だが、かつて自信に満ちて答えたであろう言葉に 惣三郎は傲慢(ごうまん)さを覚えた。「分からぬ」 (本文より) 仙台(せんだい)を発(た)って海路を北に向かった清之助(せいのすけ)は、巷(ちまた)を悩ます海賊(かいぞく)サンボトジ党(とう)や、子供たちを拐(かどわ)かした妖(あや)しげな巫女(みこ)を成敗(せいばい)するべく、刀を振るう。その清之助を斃(たお)すと宣言し、神保桂次郎(じんぼけいじろう)を伴(ともな)って出羽三山(でわさんざん)で修行を重ねる惣三郎は、自ら選んだ道を必ずややり遂(と)げると専心(せんしん)しつつも「分からぬ」と呟(つぶや)いた。惣三郎が胸に抱いたのは、剣者として考えたこともない問いだった。

著者紹介

佐伯 泰英 (サエキ ヤスヒデ)  
1942年、北九州市生まれ。99年、初めて執筆した時代小説『密命』シリーズ(本書)で一躍、国民的作家となる。2014年、時代文庫二〇〇冊を突破した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)