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2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-16-390640-9
4-16-390640-1
税込価格 1,836円
頁数・縦 380P 20cm

商品内容

要旨

二〇〇〇年代初頭、シリコンバレーの『WIRED』誌では、「日本の女子高生ウォッチ」なるコラムが人気を博していた。日本の多機能のガラケーとそれを使いこなす女子高生は、未来を先取りしていると考えたのだ。それは、iPhoneの未来を予測していた―。こうした未来を予兆する「限界的事例」を現在に求めてみる。アフリカではスマホで当事者間が金融決済をしている。BMWi3の車体は、炭素繊維を編み上げて造っている。テクノロジー予測で全世界的な信頼を持つグローバルエリート誌が総力をあげて大胆予測!

目次

第1部 制約と可能性(日本のガラケーは未来を予測していた
ムーアの法則の終わりの先に来るもの
第七の波、AIを制する者は誰か?
なぜデジタル革命では生産性向上がみられないか?
宇宙エレベーターを生み出す方程式
政府が「脳」に侵入する)
第2部 産業と生活(食卓に並ぶ人造ステーキ
医療はこう変わる
太陽光と風力で全エネルギーの三割
車は編まれ、住宅は印刷される
曲がる弾丸と戦争の未来
ARを眼球に組み込む)
第3部 社会と経済(人工知能ができないこと
プライバシーは富裕層だけの贅沢品に
一〇億人の経済力が解き放たれる
教育格差をこうして縮める
働き方は創意を必要とされるようになる
テクノロジーは進化を止めない)

おすすめコメント

AI、自動車、バイオ、農業、医療、エネルギー、軍事、VR、拡張現実――。テクノロジー予測で全世界的な信頼を持つグローバルエリート誌が総力をあげて大胆予測! ・自動運転車によって、都市の車両数は90%減少する。・人間の脳はインターネットに接続され、図書館やスーパーコンピュータと直接つながる。だが、同時にマルウエアやウイルスまで一緒に取り込んでしまう。・誰もがARグラスを使用するようになる。他言語を話す人との会話はリアルタイムで翻訳 され、街からは看板や信号が撤去される。その技術はやがて眼球自体に組み込まれる。・プライバシーは、飛行機のビジネスクラスや別荘のように、富裕層だけの贅沢品になる。・すでに西側のスナイパーの狙撃距離は2475メートルを記録。今後は、空中で軌道を修正 できる弾丸の開発で、照準線の向こうに隠れる敵を狙撃できるようになる。【目次】 ■はじめに 破壊的で大規模な記述の変化「メガテック」 〈第一部 制約と可能性〉 ■第1章 日本のガラケーは未来を予測していた 過去、現在、SFで描かれる未来。この3つが2050年を見通すための鍵になる。15年前、スマートフォンの登場を予測した人々は、日本の女子高生に注目した。■第2章 ムーアの法則の終わりの先に来るもの チップの極小化によるコンピュータの高性能化(ムーアの法則)は、原子のレベルに 近づき限界を迎えつつある。だが、そこからコンピュータの発展の未来が見えてくる。■第3章 第7の波、AIを制する者は誰か? メインフレーム型コンピュータの第一の波を制したのはIBM。第二の波はパソコン。その波を制したビル・ゲイツは、遥か未来のAIの登場について当時考えていた。■第4章 なぜデジタル革命では生産性向上がみられないか? 経済学者のロバート・ゴードンは、産業革命と比べると、今日のデジタル革命では、生産性、労働賃金、生活水準はほとんど上がっていないと指摘したが、その盲点は? ■第5章 宇宙エレベーターを生み出す方程式 どんな技術が実現可能か。物理学者はその答えを導き出す方程式をすでに手に入れてい る。タイムマシンや光速を超える情報伝達は実現しないが、老化や疾病は克服できる。 ほか

著者紹介

土方 奈美 (ヒジカタ ナミ)  
日本経済新聞記者を経て、2008年より翻訳家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)