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情報と秩序 原子から経済までを動かす根本原理を求めて

出版社名 早川書房
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-15-209683-8
4-15-209683-7
税込価格 2,700円
頁数・縦 286P 20cm

商品内容

要旨

混迷の時代、「経済成長とはいったい何なのか?」とあらためて問われることが少なくない。MITメディアラボで先端科学の幅広い試みに従事するヒダルゴは、「経済成長とはそもそも情報成長のひとつの表われにほかならない」という一歩高い立場から、経済現象の本質的な解説をしてのける。経済成長の著しい場所は、ほうっておけば混沌が支配するはずの物理世界で情報が結集し、秩序が形成されるポイント―著者の提唱する「想像の結晶化」作用が起こる場所だ。複雑系科学やネットワーク理論を駆使して開発した「経済複雑性指標」で注目を浴び、WIRED誌上で「世界を変える50人」に数えられた若き旗手が熱く説き語る、ハイエク図書賞最終候補の先端経済/科学解説。

目次

1 原子のビット(タイムトラベルの秘密
無意味の実体
永遠の異常)
2 想像の結晶化(脳に生まれて
増幅エンジン)
3 ノウハウの量子化(個人の限界
関係構築のコスト
信頼の重要性)
4 経済の複雑性(経済の複雑性の進化
第六の物質
知識、ノウハウ、情報の密接な関係)
5 エピローグ(物理的秩序の進化―原子から経済まで)

おすすめコメント

経済成長を情報成長ととらえ、経済学にネットワーク科学を組み合わせたアプローチの、「経済複雑性指標」なる予測力の高い手法で注目された、WIRED誌「世界を変える50人」に数えられた気鋭の研究者が説く、斬新な切り口で「成長」を理解するための科学解説。

著者紹介

ヒダルゴ,セザー (ヒダルゴ,セザー)   Hidalgo,C´esar
1979年チリ生まれ。アメリカのノートルダム大学でアルバート=ラズロ・バラバシの指導のもと物理学の博士号を取得。現在はマサチューセッツ工科大学(MIT)准教授であり、MITメディアラボでcollective learning groupを主導する。ハーバード大学ケネディスクールのリカルド・ハウスマンとともに経済成長の予測手法として有用な「経済複雑性指標」(ECI)を開発、複雑系経済学からデータビジュアライゼーションまで多彩な分野で活躍中
千葉 敏生 (チバ トシオ)  
翻訳家。1979年横浜市生まれ。早稲田大学理工学部数理科学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)