• 本

R帝国

出版社名 中央公論新社
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-12-005000-8
4-12-005000-9
税込価格 1,728円
頁数・縦 367P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 《抵抗》を喪った国の《抵抗》を描く衝撃作!

    《「抵抗は、反抗とか反発、革命よりは弱いけど、何か大きいものに対して、自分なりに反対の意志をもって、ささやかでもいいからもがくこと。抗うこと。……反抗や反発だと、敵対するみたいで勇気がいるし、言葉の強さにたじろぐけど、……抵抗ならみんなもできるかもしれない」》
     人工知能が搭載された携帯電話《HP》(Human Phone)が一般的に用いられ、国内の辞書に《抵抗》という言葉が載らない。本書はそんな独裁国家《R帝国》を舞台に、その国で生きる様々な人々の姿を描いた一冊です。
     カフカの『変身』のような冒頭に、ジョージ・オーウェル『一九八四年』みたいな内容紹介(いわゆるディストピア小説などと言われるものですね。この辺の知識に詳しいわけではないので、細かい説明までできませんが……)、明らかに現実社会の様々な事柄に呼応していると思われる架空の名称(逆に作中では《日本》が架空の国として登場する)。個人的な好みの問題もあり、正直に言えば気乗りしないまま読み始めました。しかし一歩間違えれば強い非難を受けやすい本書を支える力強い言葉(心情的に受け入れられない部分もありましたが……)に、拒絶できない魅

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    (2017年9月3日)

商品内容

要旨

国家を支配する”党”と、謎の組織「L」が存在するR帝国。戦争が始まり、やがて世界は思わぬ方向へと暴走していく―。

おすすめコメント

舞台は、近未来の架空の島国・R帝国。ある日、矢崎はR帝国が隣国と戦争を始めた ことを知る。だが、何かがおかしい。 国家を支配する絶対的な存在”党”と、謎の組織「L」。やがて世界は、思わぬ方向 へと暴走していく――。 世界の真実を炙り出す驚愕の物語。