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能 650年続いた仕掛けとは

新潮新書 732

出版社名 新潮社
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-10-610732-0
4-10-610732-5
税込価格 821円
頁数・縦 223P 18cm

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要旨

日本の代表的な伝統芸能の一つに「能」がある。約650年前の室町時代に観阿弥、世阿弥父子によって大成されたもので、現代まで一度も廃れることなく上演され続けている。これだけ長く演じられる舞台芸術は世界でも稀有であり、2008年には日本初のUNESCO無形文化遺産に選ばれた。本書では、それだけ長く続く能の「仕掛け」を解き明かす。世阿弥が完成させた「夢幻能」や能舞台などを題材に、能を演じる、能を見るとはどういうことか、能は人の内面にどのように働きかけるかを探っている。能は、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)といった最新技術とも関わっているのだという。著者は現役の下掛宝生流能楽師。高校教師をしていた24歳の頃、初めて能の舞台を見て衝撃を受け、下掛宝生流の鏑木岑男氏に入門。現在は能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演を行うほか、日本と中国の古典に描かれた“身体性”を読み直す試みを継続している。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2017年10月17日]

商品内容

要旨

なぜ六五〇年も続いたのか―。足利義満、信長、秀吉、家康、歴代将軍、さらに、芭蕉に漱石までもが謡い、愛した能。世阿弥による「愛される」ための仕掛けの数々や、歴史上の偉人たちに「必要とされてきた」理由を、現役の能楽師が縦横に語る。「観るとすぐに眠くなる」という人にも、その凄さ、効能、存在意義が見えてくる一冊。

目次

第1章 能はこうして生き残った
第2章 能はこんなに変わってきた
第3章 能はこんなふうに愛された
第4章 能にはこんな仕掛けが隠されていた
第5章 世阿弥はこんなにすごかった
第6章 能は漱石と芭蕉をこんなに変えた
第7章 能は妄想力をつくってきた
第8章 能を知るとこんなにいいことがある

著者紹介

安田 登 (ヤスダ ノボル)  
1956(昭和31)年千葉県銚子生まれ。下掛宝生流能楽師。能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演も行う。また、日本と中国の古典に描かれた“身体性”を読み直す試みも長年継続している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)