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人はなぜ戦うのか 考古学からみた戦争

中公文庫 ま48−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-12-206458-4
4-12-206458-9
税込価格 950円
頁数・縦 347P 16cm

商品内容

要旨

弥生時代、農耕社会への移行とともに、日本列島中央部でも本格的な集団間闘争が広がっていった。武器によって傷つけられた人骨、副葬された武器や武具、そして巨大古墳…。膨大な発掘資料をもとに列島の人びとの戦いの様相を探り、さらに戦争発動のメカニズムと日本の軍事的特質をも明らかにする。

目次

第1章 戦争の根源をさぐる
第2章 戦士の誕生―弥生時代の戦い
第3章 英雄たちの時代―弥生から古墳へ
第4章 倭軍の誕生―「経済戦争」としての対外戦争
第5章 英雄から貴族へ―古代国家の形成
第6章 国の形、武力の形―古代から中世へ
第7章 戦争はなくせるか―考古・歴史学からの提言

おすすめコメント

弥生時代に入って農耕社会の成立とともに、「先進文化」としての戦争が到来した。食糧をめぐるムラ同士の争いは、やがて組織化され、強大な軍事力をともなった戦争として展開する。武器で傷つけられた人骨、副葬された膨大な武器、巨大古墳など、考古学の発掘成果をもとに列島の人々の戦いの様相を明らかにする。欧米の新しい研究動向を踏まえ、ヒトの心の働き、政治権力の発生など、広く人文・社会科学的視野から戦争のメカニズムを探究し、古墳時代以前を総合的にとらえる野心的な文明論。

著者紹介

松木 武彦 (マツギ タケヒコ)  
1961年、愛媛県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。岡山大学文学部教授を経て、国立歴史民俗博物館考古研究系教授。専攻は考古学。文学博士(大阪大学)。2008年、『列島創世記旧石器・縄文・弥生・古墳時代』(全集日本の歴史1)でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)