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ふたご

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-16-390714-7
4-16-390714-9
税込価格 1,566円
頁数・縦 325P 20cm

商品内容

要旨

彼は、わたしの人生の破壊者であり、創造者だった。異彩の少年に導かれた孤独な少女。その苦悩の先に見つけた確かな光。SEKAI NO OWARI Saori、初小説!

おすすめコメント

SEKAI NO OWARI 藤崎彩織による初小説、ついに刊行!   いつも一人ぼっちでピアノだけが友達だった中学生の夏子と、不良っぽく見えるけれども人一倍感受性の強い、高校生の月島。彼は自分たちのことを 「ふたごのようだと思っている」と言いますが、いつも滅茶苦茶な行動で夏子を困惑させ、夏子の友達と恋愛関係になり、夏子を苦しめます。 それでも月島に惹かれる夏子は、誘われるままにバンドに入り、彼の仲間と共同生活を行うことになるのですが……。 自分では何もできなかった少女が少年に導かれるままに成長し、自らの力で居場所を見つけようとする姿を描いた、感動の青春小説です。 構想から3年以上もの月日をかけて綴られました。 SEKAI NO OWARIのファンだけでなく、むしろ、彼らを知らなかった読者にこそ読んで頂きたい一冊になりました。   【著者紹介】 藤崎彩織(SEKAI NO OWARI) SEKAI NO OWARIでピアノ演奏とライブ演出を担当。研ぎ澄まされた感性を最大限に生かした演奏はデビュー以来絶大な支持を得ている。雑誌「文學界」でエッセイ「読書間奏文」を連載しており、その文筆活動にも注目が集まっている。   【本文より】  彼は、私のことを「ふたごのようだと思っている」と言った。  わたしは全然そんな風には思わない……。  いっそのこと、本当にふたごのようであったら、こんな風にいつまでも一緒にはいなかったのだと思う。いや、はっきり言おう。わたしたちがふたごのような性格であったら、絶対に、一緒にいることが出来なかった。  確かに、わたしは人生の大半を彼のそばで送ってきた。晴れた日も雨の日も、健やかな日も病める日も、富めるときも貧しきときも、確かに、わたしは彼のそばにいた。  そしてその大半は、ほとんどメチャクチャに振り回された記憶ばかりだ。 (本文より)

著者紹介

藤崎 彩織 (フジサキ サオリ)  
1986年東京都生まれ。2010年、突如音楽シーンに現れ、圧倒的なポップセンスとキャッチーな存在感で「セカオワ現象」と呼ばれるほどの認知を得た四人組バンド「SEKAI NO OWARI」でピアノ演奏とライブ演出を担当。研ぎ澄まされた感性を最大限に生かした演奏はデビュー以来絶大な支持を得ている。雑誌「文學界」でエッセイ「読書間奏文」を連載しており、その文筆活動にも注目が集まっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)