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イギリス人は何にでも賭ける そのチャレンジング・スピリットの由来

出版社名 亜紀書房
出版年月 2004年6月
ISBNコード 978-4-7505-0405-6
4-7505-0405-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 254P 19cm

商品内容

要旨

戦争、スポーツ、選挙、スキャンダル…何でも賭けにして楽しむイギリス人。その精神がロイズ保険機構を誕生させ、18世紀には株式バブルを引き起こした。ちょっと冒険心の足りない現代日本人に贈る“狂熱”の通史。

目次

1 熊、牡牛、ライオン、何にでも賭ける―“サイコロ賭博”“動物いじめ”の実態(中世)
2 賭けで公共事業をまかなう―“富くじ”の開始(16世紀)
3 投資に夢中になる人々―“株式会社”設立ブーム(18世紀)
4 決闘賭博、その残酷さがイギリス流―男も闘い、女も闘う
5 “アカデミー”という名の賭博場―今や国全体が賭博場
6 この破天荒なギャンブラーたちを見よ―政治家と賭博師、どちらがまともか
7 見せ物の時代の終わり―産声をあげる近代的理性
8 賭博は上流階級のものに―それでも非合法がはびこる(19世紀)
9 いよいよサッカーくじが登場―民衆娯楽が近代スポーツに(20世紀)
10 イギリス人にとって“賭博”とは何か?―“賭博解禁法”が意味するもの
11 リスクを恐れていては成功は覚束ない―グローバル化する“賭け”の精神

出版社
商品紹介

スポーツや政治はもちろん、皇太子の再婚やクリスマスに雪が降るかまで賭けの対象にしてしまうイギリス人。その賭博の歴史を辿る。

著者紹介

小林 章夫 (コバヤシ アキオ)  
1949年生まれ。上智大学大学院文学研究科修了。現在、上智大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)