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自主講座「公害原論」の15年 1970.10.12−1986.2.15

出版社名 亜紀書房
出版年月 2007年5月
ISBNコード 978-4-7505-0702-6
4-7505-0702-4
税込価格 3,850円
頁数・縦 501P 20cm
シリーズ名 自主講座「公害原論」の15年

商品内容

要旨

科学技術のあり方を根本から問い直し、立身出世のためではなく、生きるために必要な学問の創造をめざして1970年に始まった自主講座「公害原論」。宇沢弘文、星野芳郎、羽仁五郎、都留重人、松井やより、松下竜一ほか、多彩な講師を招き、反公害運動のみならず、大学改革の先駆的拠点となった講座の15年間の軌跡をたどる。

目次

序章 自主講座の十五年
第1部 公害を撃つ―招待講師の講演摘録(公害運動の社会理論
公害政策の検証
現場からのレポート
自主講座運動と国際舞台
被害からの出発)
第2部 行動しながら学ぶ―自主講座で体験したこと(座談会 自主講座を生みだしたもの
自主講座が生まれたころ
自主講座開講前後
公害原論との出会い
自主講座と私)

著者紹介

宇井 純 (ウイ ジュン)  
1932年東京生まれ。56年、東京大学工学部卒業後、日本ゼオン(株)に3年間勤務。65年、東京大学工学部都市工学科助手。70年、公害の研究・調査結果を市民に直接伝える場として自主講座「公害原論」を開講する。以後15年にわたって環境問題の市民学習運動を組織し、市民の手による公害監視運動、被害者救済・支援活動に携わるなど、全国の公害反対運動に対するサービス・情報ネットワークを築いた。86年、沖縄大学教授、88年、同大学地域研究所初代研究所長に就任。03年、沖縄大学を退職、同大学名誉教授。2006年11月永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)