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言葉が足りないとサルになる 現代ニッポンと言語力

出版社名 亜紀書房
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-7505-1020-0
4-7505-1020-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 223P 19cm

商品内容

要旨

すべてを「ウザい」の一言で済ませてしまう大学生。「いまのお気持ちは?」以外に聞くことができないマスメディア。会議の席で言いたいことはあるのに発言できないOL。問題が勃発するたびに口を閉ざす政治家…。日増しに感じる日本社会の停滞は、言葉が圧倒的に足りないことが原因なのでは?こうした閉塞感を打開するべく、「豊かな言葉とたくさんのおしゃべりこそが、これからの日本を救う」と岡田センセイは立ち上がった。教育現場、会社、メディア、国会など、さまざまな例をあげながら、日本の現状と未来について語り尽くす。言葉の問題をとおして考えた“現代日本論”。

目次

1 言葉が足りない(すべては256文字以内で
会社を辞めるヤバい理由
「下げる」言葉はナシじゃねぇ?
バカはウリになる
安全第一で言葉が止まる)
2 言葉が出ない(OLが会社で疲れる本当の理由
OLが黙るもう一つの理由
言葉を支える「社会」)
3 言葉がもたらすもの(言葉が気持ちを作る
言葉で状況を変えていく
言葉と芸術
言葉がすべて)

出版社
商品紹介

ウザいですます大学生、説明不足の政治家…日本社会の劣化は、言葉が圧倒的に足りないからか。言葉から考える現代日本の処方箋。

著者紹介

岡田 憲治 (オカダ ケンジ)  
1962年東京生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。専修大学法学部教授。専攻は現代民主主義理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)