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これが沖縄の生きる道

出版社名 亜紀書房
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-7505-1415-4
4-7505-1415-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 333P 19cm

商品内容

要旨

社会の空洞化が押し進み、“恨み”と“不安”のマッチポンプにより民主主義が空転し続ける本土。沖縄は本土がたどった悪しき道を追いかけるのか?それともあり得べき共同体自治へと歩み出すのか?フラットな「本土並み化」の追求でも、構造的差別の固定化でもない、“希望”にみちた島づくりのための鮮烈な提言の書。

目次

第1章 沖縄の両義性―「明るい沖縄」と「暗い沖縄」(「明るい沖縄」と「暗い沖縄」
故郷喪失者の愛憎 ほか)
第2章 多様なる「われわれ」に向けて―運動論の再構築(「われわれ」による動員
「友/敵」概念とアイデンティティ・ポリティクス ほか)
第3章 これが沖縄の生きる道―“恨みベース”から“希望ベース”の未来構想へ(沖縄の若者の政治意識
複雑な知恵をどう伝承するか ほか)
第4章 国境に生きる人々の知恵―沖縄戦の悲劇を繰り返すな(基地返還アクションプログラムと国際都市形成構想を再考する
熟議民主主義とファシリテーター ほか)

出版社・メーカーコメント

迷える本土に引きずられるな! 沖縄から「民主主義」の条件をラディカルに問い直し、 自立への実践計画(アクションプログラム)を提示する 沖縄人2世の作家と行動する社会学者による、タブーなき思考の挑発!

著者紹介

仲村 清司 (ナカムラ キヨシ)  
1958年、大阪市生まれのウチナーンチュ二世。作家。沖縄大学客員教授。96年、那覇市に移住
宮台 真司 (ミヤダイ シンジ)  
1959年、宮城県生まれ。社会学者。映画批評家。首都大学東京教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了(社会学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)