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いかもの喰い 犬・土・人の食と信仰

出版社名 亜紀書房
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-7505-1501-4
4-7505-1501-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 197,14P 20cm

商品内容

要旨

気鋭の宗教民族学者が人類3大悪食「犬喰い」「土喰い」「人喰い」に肉薄する。人間のおもしろさ、おかしさ、奥深さが凝縮された食と信仰の関係を追求する!

目次

第1章 食をめぐる信仰世界(いかものの旅へようこそ
民族学と食の信仰 ほか)
第2章 犬肉食とそのタブー(犬を食べる?
台湾の「香肉」 ほか)
第3章 土喰う人々と儀礼性(土のフルコース
土食いは悪食か ほか)
第4章 カニバリズムを追う(食人俗の虚実
事例収集と理論形成の開始 ほか)
第5章 世界宗教における食(組織宗教と食の見取図
ユダヤの食規定(コシェル/トレーフ) ほか)

おすすめコメント

気鋭の「宗教民族学者」が、世界数多の事例や研究史を渉猟し、人類3大悪食“犬喰い” “土喰い” “人喰い” に肉薄する。タブー・儀礼・薬効― 私たち人間が築き上げた驚くべき食文化のかたち 人間のおもしろさ、おかしさ、奥深さが凝縮された食と信仰の関係を追求する! 【いかもの−ぐい】 普通は人が食べないようなものをわざと、または好んで食べること。また、その人。あくものぐい。悪食(あくじき)。大辞林

著者紹介

山田 仁史 (ヤマダ ヒトシ)  
1972年宮城県仙台市生まれ。東北大学文学部卒業、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程満期退学、ミュンヘン大学ドクター・デア・フィロゾフィー(Dr.phil.)。宗教民族学・神話学専攻。現在、東北大学大学院文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)