• 本

ラカンと哲学者たち

出版社名 亜紀書房
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-7505-1723-0
4-7505-1723-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 287P 20cm

商品内容

要旨

デカルト、ヘーゲル、カント、そしてソクラテス。哲学と精神分析の交点に立ち上がる、誰も見たことのないジャック・ラカン。

目次

第1部 デカルトを読むラカン(哲学は狂気をどう考えるか―ラカンの「デカルトへの回帰」
失われた現実を求めて―フロイトと精神の考古学
疑わしさの向こう側―デカルト的経験としての無意識 ほか)
第2部 精神分析的現実のほうへ(恋愛は存在しない?―「転移性恋愛についての見解」再読
道徳か情欲か―カントともうひとつのアンチノミー
目覚めるとはどういうことか―現実の再定義としての夢解釈 ほか)
第3部 ソクラテスの欲望をめぐって(起源の誘惑―フロイトとソクラテス
愛とメタファー―少年愛から神々のほうへ
永遠の愛の裏面―止まらないしゃっくりの謎 ほか)

著者紹介

工藤 顕太 (クドウ ケンタ)  
1989年東京都生まれ。専門は精神分析、哲学を中心とした思想史。早稲田大学文学部フランス語フランス文学コース卒業。日本学術振興会特別研究員DC1、パリ高等師範学校留学などを経て、2019年2月に早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在は日本学術振興会特別研究員PD(京都大学人文科学研究所)。早稲田大学、群馬県立女子大学にて非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)