聞き書き・関東大震災
出版社名 | 亜紀書房 |
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出版年月 | 2023年9月 |
ISBNコード |
978-4-7505-1809-1
(4-7505-1809-3) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 339P 19cm |
商品内容
要旨 |
一九二三年に起きた関東大震災から一〇〇年。著者が地域雑誌『谷根千』を始めたころ、町にはまだ震災を体験した人びとが多くいた。それらの声とその界隈に住んでいた寺田寅彦、野上弥生子、宮本百合子、芥川龍之介、宇野浩二、宮武外骨らの日記など、膨大な資料を繙き、関東大震災を振り返る。地震の当日、人びとはどのように行動したのか、その後、記憶はどのように受け継がれているのか。小さな声の集積は、大きな歴史では記述されない、もう一つの歴史でもある。そこから何を学ぶことができるのだろうか。 |
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目次 |
第1章 一九二三年九月一日 |
出版社・メーカーコメント
〈 100年前の9月1日、町は大きく揺れた 〉そこに暮らす人びとは、どのように生き延び、記憶したのか。人びとの声と文学者などの日記から振り返る関東大震災。−−−−−−−−−〈 1923年に起きた関東大震災から100年 〉著者が地域雑誌『谷根千』を始めたころ、町にはまだ震災を体験した人びとが多く残っていた。それらの声とその界隈に住んでいた寺田寅彦、野上弥生子、宮本百合子、芥川龍之介、宇野浩二、宮武外骨らの日記など、膨大な資料を紐解き、関東大震災を振り返る。−−−−−−−−−「災害は忘れた頃にやってくる」−− 寺田寅彦「東京の火災いよいよ猛に、一望大いなる熔鉱炉を見るが如し。田端、日暮里、渡辺町等の人人、路上に椅子を据え畳を敷き、屋外に眠らんとするもの少からず」−− 芥川龍之介 * * *地震の当日、人々はどのように行動したのか、その後、記憶はどのように受け継がれているのか。小さな声の集積は、大きな歴史では記述されない、もう一つの歴史でもある。そこから何を学ぶことができるのだろうか。《東京大学名誉教授、元東大地震研究所長の平田直氏のロングインタビュー掲載》