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「狼」と「さそり」そして「大地の牙」 東アジア反日武装戦線が投げかけたもの

出版社名 花伝社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-7634-2163-0
4-7634-2163-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 160P 19cm

商品内容

要旨

1970年代、連続企業爆破事件を起こした若者たちは、何を目指し、何に敗れたのか?桐島聡・半世紀ぶりの出現が起こした波紋、その先にあるもの―。1970年代前半、急速に大衆的支持を失い先鋭化していった新左翼運動にあって、異質の問題意識と行動原理で爆弾テロを立て続けに実行し、世間を震撼させた東アジア反日武装戦線。反帝国主義思想の源流と、日本赤軍など他組織との交錯を描き、彼らが歴史に刻んだ「反日」という呪縛の意味を探る。

目次

序章 逃亡の終わり
第一章 狙われた韓国進出企業
第二章 東アジア反日武装戦線の結成
第三章 東アジア反日武装戦線による一連の企業爆破事件
第四章 武装解除された東アジア反日武装戦線
第五章 日本赤軍との禁断の同盟
第六章 連鎖する爆弾テロの嵐
第七章 京都韓国学園建設反対住民運動に対する爆弾テロ
第八章 日本赤軍によるダッカ・ハイジャック事件と「狼」
終章 「狼」は死なず

著者紹介

高 祐二 (コ ウイ)  
1966年生まれ。甲南大学経済学部卒。コリア歴史研究所事務局。理学療法士、病院勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)