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脳の神秘を探る

大阪大学新世紀セミナー

出版社名 大阪大学出版会
出版年月 2001年12月
ISBNコード 978-4-87259-121-7
4-87259-121-6
税込価格 1,100円
頁数・縦 85P 21cm

商品内容

要旨

感覚細胞を中心に単一神経細胞で行われる信号処理についての概説、脳の形態形成や、その神経回路の形成の仕組み、視覚系についての考察といった内容。

目次

第1章 脳と神経回路の成り立ち(脳の構造
脳の形態形成
神経回路の形成)
第2章 脳の神秘(感覚センサー:脳への信号入力
細胞:膜とタンパク質
神経細胞の興奮過程 ほか)
第3章 知覚の脳内メカニズム―脳と心の関係の解明にむけて(脳と心
脳と脳科学
網膜像のあいまいさと脳による解釈 ほか)

著者紹介

村上 富士夫 (ムラカミ フジオ)  
1948年愛知県に生まれる。1973年大阪大学大学院基礎工学研究科(修士)。現在、大阪大学大学院基礎工学研究科教授。工学博士。研究テーマは脳の神経回路形成の基本原理、神経細胞移動のメカニズム。日本神経科学学会、日本生理学会、日本分子生物学会、日本神経化学会所属
藤田 一郎 (フジタ イチロウ)  
1956年広島県に生まれる。1984年東京大学大学院理学系研究科(博士)。現在、大阪大学大学院基礎工学研究科教授。理学博士。研究テーマは視覚認識の脳内機構。Society for Neuroscience、日本神経科学会、国際脳研究機構所属
倉橋 隆 (クラハシ タカシ)  
1961年愛知県に生まれる。1990年筑波大学大学院生物科学研究科(博士)。現在、大阪大学大学院基礎工学研究科教授。理学博士。研究テーマは嗅細胞匂い情報変換システムの定量的理解に関する研究。日本生理学会、日本生物物理学会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)