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図像のちからと言葉のちから イギリス・ルネッサンスとアメリカ・ルネッサンス

出版社名 大阪大学出版会
出版年月 2007年2月
ISBNコード 978-4-87259-208-5
4-87259-208-5
税込価格 6,160円
頁数・縦 334P 22cm

商品内容

要旨

本書は、イギリス・ルネッサンスとアメリカ・ルネッサンスを、「図像のちから」と「言葉のちから」という二つの「ちから」のベクトルによっておさえてみる試みである。

目次

第1部 イギリス・ルネッサンスの文学と図像(『リア王』とエンブレムと転換期の社会―「さかさま世界」「時の娘」など
『トロイラスとクレシダ』の戯画化の技法―言語表象と舞台表象に見る伝統と創造
シェイクスピア演劇と古典的柱式)
第2部 イギリス・ルネッサンスの言語と舞台の表象(文学の言葉と建築の図像―ベン・ジョンソンのウィトルウィウス解釈をめぐって
解釈への不安―エンブレムの変容と『オセロウ』のハンカチ
図像のちからと身体のちから―シェイクスピアにおける知覚の現象学)
第3部 アメリカ・ルネッサンスの文学と図像(高貴なる針仕事―ヘスター・プリンの系譜
アメリカのパンドーラたち―『ワンダー・ブック』と神話愛好時代
楽園と地獄の図像学―メルヴィル、ダグラス、デュシャン
メランコリー表象の変容と「進化」―ユージン・オニールの発見)