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前頭葉性認知障害をもつ人の談話分析

出版社名 大阪大学出版会
出版年月 2011年2月
ISBNコード 978-4-87259-377-8
4-87259-377-4
税込価格 6,600円
頁数・縦 391P 22cm

商品内容

目次

第1章 序論
第2章 研究方法と枠組み
第3章 対象者の認知障害
第4章 認知障害と談話の不適切性の分析
第5章 認知リハビリテーション後の変化
第6章 改善後の相互行為の分析
第7章 結論

出版社・メーカーコメント

「目に見えない障害」と呼ばれる前頭葉損傷に伴う認知障害の実態を,「対人社会的不適切性」として,その発言・行動が生じているコンテクストに根拠を求めつつ明らかにするとともに,リハビリ開始から改善に至る患者とのコミュニケーション記録を詳細に分析し,談話分析や相互行為論のパラダイムにおいて,「自己認識」や「主体性」の問題を論考.さらに,認知障害をもつ人と理解しあう上での認識・態度の在り方を提唱する.

著者紹介

濱村 真理 (ハマムラ マリ)  
1996年アリゾナ州立大学コミュニケーション障害学科修了(科学修士)。1996年大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程中退。American Speech‐Language‐Hearing Association認定臨床言語病理士、言語聴覚士、大阪大学博士(2009年、言語文化学)。日米の臨床施設勤務を経て、姫路獨協大学医療保健学部言語聴覚療法学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)