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みんなの体をまもる免疫学のはなし 対話で学ぶ役立つ講義

阪大リーブル 062

出版社名 大阪大学出版会
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-87259-444-7
4-87259-444-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 221P 19cm

商品内容

要旨

妊婦にネコが危ないわけ、ワクチンが効くしくみ、なぜビタミンDが骨粗鬆症治療につかわれるのか?などなど。日和見感染、難病、メタボと免疫の関係など、気にかかることも。免疫と細胞のびっくりな仕事ぶりに、ちょっと感動。

目次

第1章 勝男さん(70代)と学ぶ―感染症との戦歴と治療の進化(清潔になっても寄生虫はいる
ネコが危ない!寄生虫もトロイの木馬作戦で乗っ取り
日本も他人事でない脳マラリアをリアルに捉える ほか)
第2章 美穂子さん(40代)と学ぶ―健康のキーワード「免疫」(「免疫」のキーワードは炎症
自己免疫疾患の意外な犯人は?
スポーツエンジン並みの鞭毛運動をとめて腸を守る ほか)
第3章 高校生と学ぶ―えっ、これも免疫が関係していた?(メタボも免疫の病気?
メタボ1―なぜこんなに痛い?痛風悪化の原因
メタボ2―脂質代謝異常も免疫が食い止める ほか)

著者紹介

坂野上 淳 (サカノウエ ジュン)  
大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任准教授(広報・研究マネージメント担当)。東北大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了。民間企業を経て北海道大学博士(地球環境科学)。原子核工学、固体物理学、生物物理学と専門を変え、ポスドク時代は政府の進める「高度先端医療研究開発プロジェクト」に従事した。その後文筆家に転じ、2006〜2007年に日本国際賞の広報(受賞者インタビュー・プレスリリース)を担当。2008年6月より現職。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)