• 本

近代大阪の小学校建築史

出版社名 大阪大学出版会
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-87259-579-6
4-87259-579-3
税込価格 8,470円
頁数・縦 510,7P 22cm

商品内容

要旨

大阪は各時代をリードし、明治は擬洋風・御殿スタイル/大正はルネサンス風鉄筋コンクリート造/昭和は外観まで標準化したモダンデザイン。これが戦後のモデルとなる。学校建築にかけたフリー・アーキテクトの実像と理念。

目次

序章 大阪の小学校が歩んだ近代
第1章 明治期の小学校建築の成立と特徴(明治前期の小学校建築の成立と特徴
明治後期の小学校建築の成立と特徴)
第2章 大正期の民間建築家による小学校建築と学区制との関連(大正期の小学校建築の成立と民間建築家との関連
代表的な建築家と校舎
大正期の小学校建築の成立と学区制度との関連)
第3章 昭和戦前期の大阪市建築課による小学校建築(小学校の建設計画
大阪市建築課の組織内容
建築の特徴
事例)
第4章 鉄筋コンクリート造小学校の標準化について―復興小学校建築の成立と特徴(臨時校園建設所の組織
復興計画の内容
設計の標準化
意匠面の特徴
伊藤正文の衛生工学研究
臨時校園建設所の設計理念
伊藤正文の学校建築の理念)

著者紹介

川島 智生 (カワシマ トモオ)  
1957年生まれ。大阪工業大学建築学科卒業。1998年京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士後期課程修了。神戸女学院大学講師、京都大学研修員を経て、京都華頂大学現代家政学部教授。専門は日本近代建築史。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)