• 本

模索するロシア帝国 大いなる非西欧国家の一九世紀末

出版社名 大阪大学出版会
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-87259-687-8
4-87259-687-0
税込価格 5,280円
頁数・縦 274P 22cm

商品内容

要旨

ロシアはいかなる条件のもとで大国の地位を築いたのか。ロシア政治思想の基本的特徴。日露戦争までの40年間のヴィッテを中心とした政治思想を読み解く。

目次

第1章 前提(ナショナリズムと保守的論壇
アレクサンドル三世の時代)
第2章 地方自治と立憲主義(アレクサンドル二世時代のゼムストヴォと立憲主義
反改革とヴィッテ体制 ほか)
第3章 宗教政策における法治(公認宗教とセクトの間
ロシア化の手段としての刑事罰 ほか)
第4章 ロシア帝国と東アジア(満洲横断鉄道の敷設
ジャーナリズムと中国問題 ほか)

著者紹介

竹中 浩 (タケナカ ユタカ)  
岐阜市生まれ。奈良大学社会学部教授。大阪大学名誉教授。法学博士(東京大学)。専門はロシア政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)