これでいいのか大阪府大阪市 キタとミナミの社会格差タブーに迫る!
出版社名 | マイクロマガジン社 |
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出版年月 | 2012年12月 |
ISBNコード |
978-4-89637-406-3
(4-89637-406-1) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 139P 26cm |
商品内容
目次 |
キタとミナミの社会格差タブーに迫る!独立国家「大阪」に新たな問題!!―ディープエリアと開発エリアの危ない境界線 |
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出版社・メーカーコメント
大阪のイメージと言えば「コナモン」「お笑い」「なんか危なそう」……。まさに、その通りです! あえて否定はしません。大阪人には日本第2の都市、なんていう意識はまったくなく、独立国家・大阪として笑いとコナモンにまみれながら、根っからの商売根性とノリで邁進してきました。 しかし今、大阪は間違いなく揺れています。大阪維新の会が高らかに改革をぶち上げ、いろんな意味で注目されるようになった大阪市は、街全体が改革の真っ只中なのです。キタの大阪駅周辺は駅ビルの完成に続いて「うめきた」なる開発エリアが登場し、どんどん高層ビルが立ち並んで近代化。一方、ミナミでは道頓堀や心斎橋が街の勢いを失くし、開発とは無縁のディープエリアは高齢化がどんどん進んでひっそりとしたままです。まさに、キタとミナミに危ない境界線が引かれて社会格差は広がる一方なのです。 さらに、大阪市を取り巻く環境に目を向けてみれば、深い癒着体質だった市制や多額の負債を抱える3セクの遺物、連続する府警の不祥事に犯罪ワースト1のオンパレード、生活保護の町と揶揄された西成区など、改革が進みつつある現在でも、さまざまな問題が山積み状態なのだ。 もうノリでは解決できまへん! これでええんか? 大阪市!! 「天下の台所」「東洋のマンチェスター」「くいだおれの街」と、さまざまな名前で呼ばれながら時代を切り抜けてきた大阪。果たして今後、アジアに向けた国際都市、大阪を作り上げることができるのだろうか? そこで本書では、大阪市が抱えるタブーに鋭くツッコミを入れながら、開発に揺れる街と大阪人の特徴を地域ごとに分けて徹底的に分析。「コナモン」と「お笑い」だけでは計りしれない、新たな街の解説書となれば幸いである。