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明文堂書店のレビュー
 
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掲載レビュー全669件
 
蠅の王 新訳版
ハヤカワepi文庫 90
ウィリアム・ゴールディング/著 黒原敏行/訳
早川書房
税込価格  1,080円
 
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私に誇れるものがあるとしたら……。
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 飛行機の不時着により、孤島で自分たちだけの生活を始めることになった少年たち。救援を待つ間、物語の世界のような状況を愉しむ少年たちだったが、不安やトラブルから徐々に彼らは対立していく。ラルフ、ジャック、ピギー、サイモン……似通ったところのない登場人物たちの心理や人間関係の変化が読者の心を鋭く抉る一冊です。
 ノーベル賞作家のウィリアム・ゴールディングが、1954年に発表した長編『蠅の王』は名作の …続きを見る (2017年04月25日)
 
純喫茶「一服堂」の四季
講談社文庫 ひ58−1
東川篤哉/〔著〕
講談社
税込価格  713円
 
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笑撃にして衝撃のミステリ
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 古都鎌倉にひっそりと佇む一軒の純喫茶がある。その古民家にしか見えない純喫茶には、まるで表札のような小さな看板が掲げられており、そこには「一服堂」と書かれている。その店を切り盛りするエプロン姿の女性は人見知りでアガリ性で接客が苦手。接客には不向きな性格の彼女だが、ひとつ変わった特徴がある。それは殺人事件の推理のこととなると性格が豹変することだ。自虐的な罵倒を決め台詞に謎を解き明かす彼女の名前は、ヨ …続きを見る (2017年04月23日)
 
探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて
幻冬舎文庫 ひ−21−1
東川篤哉/〔著〕
幻冬舎
税込価格  648円
 
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生意気だけど憎めない少女と頼りなさが漂う青年の事件簿
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 昨年まで都心のスーパーに勤めていた橘良太は、缶詰2千個の誤発注が原因で店をクビになってしまう。地元に戻って『なんでも屋』を始めた彼は、全国的に有名な探偵である綾羅木孝三郎から娘のお守りを依頼される。それがロリータ・ファッションを身に纏う小学四年生、綾羅木有紗との出会いだった。本書は、全国的に有名な探偵を父に、世界的に有名な探偵を母に持つ探偵界のサラブレッドの少女探偵と何でも屋を営む31歳の独身男 …続きを見る (2017年04月18日)
 
月の満ち欠け
佐藤正午/著
岩波書店
税込価格  1,728円
 
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瑠璃も玻璃も照らせば光る
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
《瑠璃も玻璃も照らせば光る。//ことわざの意味――つまらぬものの中に混じっていても、すぐれたものは光を当てれば輝いてすぐにわかる。》本書はいくつもの人生の中に現れる、瑠璃、という美しい女性とそれに関わる人々の物語である。
 物語はホテルのカフェから始まる。小山内の対面の席には一組の母娘が座っている。るり、という名前の娘は七歳の小学生には思えない大人の女のような姿勢で、生意気な口をきく。会話のやり …続きを見る (2017年04月16日)
 
もう誘拐なんてしない
文春文庫 ひ23−1
東川篤哉/著
文藝春秋
税込価格  637円
 
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組長の娘と狂言誘拐を仕組んだ青年の奮闘記
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 大学生の翔太郎はたこ焼き屋(軽トラックの屋台)のアルバイト中、花園組のヤクザに追われるセーラー服の美少女を見掛ける。彼女を追っ手から救い出した翔太郎だったが、なんと彼女は花園組の組長の娘だった。勘違いから助けた花園絵里香と一緒に行動することになった翔太郎は、彼女から《下関北中央病院》に連れて行って欲しいと告げられる。そこには腎臓の病気を抱える妹が入院していた。父親と妹の複雑な関係から、父親に手術 …続きを見る (2017年04月11日)
 

明文堂書店黒部店   (富山県黒部市)   おすすめ度:
読みやすい。テンポよく話が進みすぎて逆にあっさりした印象を受けるが本格としてもユーモアミステリとしても楽しめる。もっとキャラクターを掘り下げて読み応え、読み所を作ってもよかったかなぁと感じたがメディア化するには丁度いいくらい。大野君のイメージで違和感なく読み直せました。 (2012年01月14日)
 
願いながら、祈りながら
徳間文庫 い67−1
乾ルカ/著
徳間書店
税込価格  702円
 
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まだ見ぬ明日に想いを馳せたくなる作品
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 生徒総数五人の生田羽中学校生田羽分校の社会科教諭に着任した林は、かつて自分を裏切った恋人を見返したいという想いから司法試験の合格を目指していた。そのためにこの中学校を一刻も早く辞めて、都会に戻り、試験勉強に専念したいと考えていた。そんな林の想いを見抜いた下宿先の久松は、断罪も、諭すこともしなかった。しかし、分校が本校に統合されるまでの一年間を、子どもたちのために教師として使ってほしい、と頭を下げ …続きを見る (2017年04月04日)
 
キリカ 恐怖小説
澤村伊智/著
講談社
税込価格  1,620円
 
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澤村先生、どこまでフィクションなんですか?
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 澤村電磁というペンネームで『ぼぎわん』というタイトルの原稿を送り、第二十二回日本ホラー小説大賞を受賞した香川隼樹は再婚した妻の霧香と喜びを分かち合う。香川が受賞の報告を内輪の遊びで小説を見せ合っていた友人たちにしたところ、友人の一人が香川の前の妻の名前を出し、過剰な反応を見せる。不幸を糧にすることが作家を育て、自身はそんな作家の《常識ある理解者》として作家を支えていきたい。偏見に満ちた感情を押し …続きを見る (2017年04月02日)
 
七回死んだ男
講談社文庫
西沢保彦/〔著〕
講談社
税込価格  734円
 
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繰り返されるその日の事件に抗い続ける少年の孤独な闘い
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 県下有数の進学校に通う高校生の《僕》こと大庭久太郎は、特殊な《体質》を持っていた。その体質とは同じ日が何度も繰り返されるというものだった。頻繁に起こるその現象を久太郎は、《反復落とし穴》と名付けていた。年始に祖父である渕上零治郎の家を訪れた《僕》は、後継者問題による不穏な空気が流れる中で過ごし、家族と自宅へ帰ろうとしたところで《反復落とし穴》に落ちてしまう。そして二周目、一周目では何事も起こらな …続きを見る (2017年03月31日)
 
野球部ひとり
講談社文庫 あ133−2
朝倉宏景/〔著〕
講談社
税込価格  842円
 
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号泣必至の青春小説!
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 周囲から不良校と呼ばれている都立渋谷商業高校(通称、シブ商)。部員数八名の野球部は、顧問からの発言をきっかけにひとりしか野球部員がいない名門進学校と紆余曲折ありながらも合同チームを組むことになる。本書は水と油のような関係の合同チームがひたむきに勝利を目指す姿を、チームのキャプテンである寺本瑞樹の視点を通して描いた歪みのない直球の高校野球小説である。
「今から一年頑張って、二回戦から三回戦まで行 …続きを見る (2017年03月21日)
 
共犯マジック
徳間文庫
北森鴻/著
徳間書店
税込価格  576円
 
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曰くつきの本と犯罪を巡る連作ミステリ
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 ありとあらゆる幸福をすべて否定し、この世に起こり得るであろうすべての不幸と災いを予言する謎めいた占い書《フォーチュンブック》。この書をきっかけにした自殺が相次ぎ、《フォーチュンブック》の存在は社会現象になった。書店の販売自粛、取次の取り扱い拒否により、やがて全国の書店から姿を消した《フォーチュンブック》だったが、長野県松本市内にあるM書店では販売が続けられていた。
 それぞれのエピソードが緩や …続きを見る (2017年03月21日)
 
桜疎水
大石直紀/著
光文社
税込価格  1,620円
 
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京都が舞台の傑作ミステリ集に、鮮やかにだまされろ!
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
《おばあちゃんは詐欺師だった。》という一文で始まる新興宗教詐欺をめぐる物語は、意外な展開を辿る。欺き欺かれる人々の姿を描きながらも穏やかな結末が特徴的な……「おばあちゃんといっしょ」。
 危篤の母に会うためにスウェーデンから帰国した《私》は、集中治療室で死の間際にある母から謝罪の言葉を聞かされる。それは、かつて《私》と結婚の約束をしながらも結ばれることのなかった女性に手紙を出した、というものだっ …続きを見る (2017年03月19日)
 
おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱
講談社タイガ オC−01
オキシタケヒコ/著
講談社
税込価格  778円
 
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恐怖と感動の青春小説
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 父の死により両親を失い、風光明媚な田舎町に暮らす叔母のもとへ引き取られてきた十二歳の《ぼく》(逸見瑞樹)はそれから十年が経ち、二十二歳になった今でもこの田舎町で暮らしている。他人とコミュニケーションを取るのが下手で友達がすくない彼にとって、友達と定義できる存在は二人だけだった。その二人の内の一人であり、今は関西圏で就職している入谷から体調の心配をされるほど、ストレスによる胃の不調や睡眠不足を抱え …続きを見る (2017年03月13日)
 
テロリストの処方
久坂部羊/著
集英社
税込価格  1,620円
 
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医療格差が拡大したら……、戦慄の近未来
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 もしもあなたが強い感受性の持ち主であるなら、気を付けたほうがいい。この小説はやわな神経を粉々に砕く劇薬である。だが同時に本書は覚悟を持って読み進めたものにしか味わえない読後感を持っている。気軽には薦められないが、それでも多くの人に読まれて欲しい作品である。
 医療格差の拡大により、医療が《勝ち組》と《負け組》に二極化されるようになった近未来の日本が舞台になっている。そんな社会で《勝ち組医師》を …続きを見る (2017年03月09日)
 
暗殺競売(オークション)
角川文庫 そ4−1
曽根圭介/〔著〕
KADOKAWA
税込価格  734円
 
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戦慄と驚愕の一冊
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 暗殺を副業とする佐分利吾郎は、オークション形式で暗殺を斡旋する《組織》が運営するサイト「殺し屋.com」を利用することで副業の稼ぎを得ていた。悪党のみを標的とする彼の本業は、刑事だった。そんな彼は、本業の上司である如月蜜子からシリアルキラーだと疑われた(恋人やフィアンセが続けて亡くなっているため)戸倉日名子を調べるよう命じられる。彼女の婚約者が「殺し屋.com」で殺害を依頼されていたことを知った …続きを見る (2017年03月07日)
 
貘の檻
新潮文庫 み−40−6
道尾秀介/著
新潮社
税込価格  853円
 
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忘れたくても忘れられない過去と向き合う物語
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 妻と離婚している《私》は月に一度の息子との面会の日、駅で見知った女の姿を目撃するが、彼女が誰なのかに気付いた次の瞬間、電車に撥ねられ死んでしまう。彼女の名は、曾木美禰子(美禰子というと、夏目漱石『三四郎』のヒロインと同じ名前ですね。とても印象的な名前です)。三十二年前、《私》の故郷である長野県O村で起こった殺人事件の《関係者》と考えられていた人物であり、《私》の父はその殺人事件の実行犯だと疑われ …続きを見る (2017年03月03日)
 
七瀬ふたたび
新潮文庫
筒井康隆/著
新潮社
税込価格  594円
 
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超能力者たちの壮絶な死闘
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 本書は、家事手伝いとして様々な住居を渡り歩く精神感応能力者(テレパス)の美少女、火田七瀬が家族の闇を浮かび上がらせていく『家族八景』から始まる《七瀬シリーズ》の二作目に当たります。本書では、前作のラストで心に深い傷を残して家事手伝いを辞めた七瀬と同じくテレパシーを持つ少年を始め、様々な超能力者たちと七瀬との出会いがあります。そんな中で知った巨大な敵との壮絶な闘いを描いたのが本書である。前作とはま …続きを見る (2017年02月26日)
 
最後の喫煙者
新潮文庫 自選ドタバタ傑作集 1
筒井康隆/著
新潮社
税込価格  562円
 
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過激や過剰が真実に変わる瞬間に、恐怖……。
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
《国会議事堂の頂きにすわりこみ、周囲をとびまわる自衛隊ヘリからの催涙弾攻撃に悩まされながら、おれはここを先途と最期の煙草を喫いまくる》嫌煙権運動が昂り、喫煙者差別が異常なレベルにまで達した世界で、地上最後の喫煙者となった小説家……「最後の喫煙者」。
 甲殻類といった方が適当な大きさを持つ虫《ランプティ・バンプティ》。その虫を背負い、寄生させた子どもはIQが高まり、天才になった。無条件ではないが、 …続きを見る (2017年02月24日)
 
家族八景
新潮文庫
筒井康隆/著
新潮社
税込価格  562円
 
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曖昧だからこそ成り立つ人間関係
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 他人の心を読み取る精神感応力(いわゆるテレパシーというやつですね)という能力が気付いた時には備わっていた七瀬は、住み込みの家事手伝いとしていくつもの住居を転々としていた。七瀬の能力はそれぞれの家族が抱える闇を浮かび上がらせていく。
 ということで本書は家族が持つ普遍的な(現代にも通じる)歪みが、家族ではない者の特殊な能力によって暴かれていく連作SF集です。嫉妬、劣等感、軽蔑、虚栄心……その醜悪 …続きを見る (2017年02月21日)
 
深い穴に落ちてしまった
イバン・レピラ/著 白川貴子/訳
東京創元社
税込価格  1,620円
 
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謎に包まれた穴の中の物語
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 章の番号が2、3、5……と素数になっている謎めいた物語。主な登場人物と言えるのは、二人だけである。深い穴に落ちてしまった二人の間柄は兄弟らしい。名前さえ分からない兄弟の穴の外での様子はほとんど明かされずに、物語は進んでいく。分かるとすれば、穴の隅で転がる袋に母親へ渡す食べ物が入っている《可能性がある》ことくらいだ。100ページちょっとの物語の中に、憤怒と憎悪と覚悟に染められた兄弟の穴の中のサバイ …続きを見る (2017年02月16日)
 
ファイナルガール
角川文庫 ふ34−1
藤野可織/〔著〕
KADOKAWA
税込価格  821円
 
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プファイフェンベルガーって、知ってる?
明文堂書店石川松任店   (石川県白山市)   おすすめ度:
 マイケル・プファイフェンベルガー(1947〜2009)は自らの肉体を生かした派手なアクションで人気を博した映画俳優である。映画では主演を多くつとめたものの代名詞と呼べるようなキャラクターを生み出すことはなかった彼だが、188cmの巨体なのにソフビ人形のような愛嬌さを持つ彼の雰囲気は大衆から強く愛された。しかし熱心な映画好きや映画評論家などからの評価は低く、プファイフェンベルガーのファン達を彼らは …続きを見る (2017年02月14日)
 
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