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罪と罰の古代史 神の裁きと法の支配

歴史文化ライブラリー 624

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-642-30624-9
4-642-30624-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 227P 19cm

商品内容

要旨

隋唐をモデルとした古代日本の刑罰には、どのような特徴があったのか。盟神探湯などの神判から、律令法の多様な刑罰、平安期の朝廷裁判と検非違使の活躍まで、古代中国法、現代法とも比較しつつ、わかりやすく解説する。

目次

古代法の系譜―プロローグ
倭国の誕生と刑法
古代国家の成立と律令法
律令国家の犯罪と刑罰
犯罪と刑罰の諸相
平安時代の司法
摂関政治と朝廷の裁判
日本古代法の重層性―エピローグ

出版社・メーカーコメント

隋唐をモデルに体系的な刑法を定めた古代日本の刑罰には、どのような特徴があったのか。魏志倭人伝にみえる邪馬台国の法文化、盟(く)神(が)探(た)湯(ち)などの神判から、律令法の成立と多様な刑罰、平安期の朝廷裁判と検非違使の活躍まで−。徐々に変化する様相をたどり、神法と俗法が重なり合う複雑な実態を、古代中国法、現代法とも比較しつつ、わかりやすく解説する。

著者紹介

長谷山 彰 (ハセヤマ アキラ)  
1952年、秋田県に生まれる。現在、慶應義塾大学文学部名誉教授、慶應義塾学事顧問、北海道国立大学機構理事長、法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)