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30の短編小説

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-02-252113-2
4-02-252113-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 374P 19cm

商品内容

要旨

小説TRIPPER30周年。豪華執筆陣、そろい踏み。超人気作家30人による、「30」をテーマにしたアンソロジー。

出版社・メーカーコメント

豪華作家陣、揃い踏み。文芸誌「小説TRIPPER」の”30”周年を祝した、”30”人の作家による、”30”をテーマにした小説アンソロジー。純文学作家からエンタメ作家、新進気鋭の作家からベテラン作家まで、今をときめく豪華作家が揃いました!小説好きはもちろん、ふだん小説を読まない人も、きっとお気に入りの一作が見つかるはず!<<執筆陣>>青山美智子「ストールは赤」朝井リョウ「三十番目」朝比奈秋「ネオン魚群」伊坂幸太郎「30を信じろ/30も信じる」一穂ミチ「プレゼント」江國香織「若月寧音(五歳)の三十日−−聞き書きにより要点のみ記述」温又柔「きょうの花婿」加藤シゲアキ「サーティー・ストライプス」河崎秋子「こひつじメリー」木爾チレン「うちとあんた」九段理江「30世紀少女」呉勝浩「檸檬と定規」小池真理子「逢瀬」小林早代子「(15)→(30)」佐原ひかり「世界を救ったことがある」鈴木結生「世界文学物尽(ものづくし)」高山羽根子「そこの関節からも曲がるんだ?」田中慎弥「チャーチルと母」月村了衛「三十年前、一瞬の光景」中村文則「これを消してほしい」西加奈子「30の春子」町田そのこ「さよなら、過去」町屋良平「ハンマークラヴィーア、バスキン・ロビンス」三浦しをん「三十秒の永遠」宮内悠介「アメリカの人魚」宮島未奈「紗南ちゃんの便せん」山内マリコ「もう三十代ではないことについて」結城真一郎「やることなすこと」吉田修一「おそらく彼女たちは」米澤穂信「世界を変えた三十人とラストプリンスタンディング」

著者紹介

青山 美智子 (アオヤマ ミチコ)  
1970年埼玉県生まれ。作家。2017年『木曜日にはココアを』でデビューし、20年に同作で宮崎本大賞、21年『猫のお告げは樹の下で』で天竜文学賞を受賞する。『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』『人魚が逃げた』で5年連続で本屋大賞にノミネートされる。また、『お探し物は図書室まで』で米『TIME』誌の「2023年の必読書100冊」に唯一の日本人作家として選ばれた
朝井 リョウ (アサイ リョウ)  
1989年岐阜県生まれ。作家。2009年『桐島、部活やめるってよ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。13年『何者』で直木賞、14年『世界地図の下書き』で坪田譲治文学賞、21年『正欲』で柴田錬三郎賞を受賞
朝比奈 秋 (アサヒナ アキ)  
1981年京都府生まれ。作家、医師。2021年「塩の道」で林芙美子文学賞を受賞し、22年同作を収録した『私の盲端』でデビュー。23年『植物少女』で三島由紀夫賞、同年『あなたの燃える左手で』で泉鏡花文学賞、野間文芸新人賞、24年「サンショウウオの四十九日」で芥川賞を受賞
伊坂 幸太郎 (イサカ コウタロウ)  
1971年千葉県生まれ。作家。2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞、08年『ゴールデンスランバー』で本屋大賞と山本周五郎賞、14年『マリアビートル』で大学読書人大賞、17年『AX アックス』で静岡書店大賞(小説部門)、20年『逆ソクラテス』で柴田錬三郎賞を受賞する
一穂 ミチ (イチホ ミチ)  
1978年大阪府生まれ。作家。2007年『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。21年『スモールワールズ』で吉川英治文学新人賞、24年『ツミデミック』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)