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明日は我が身と思うなら

角川新書 K−498

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-04-082551-9
4-04-082551-9
税込価格 1,034円
頁数・縦 220P 18cm

商品内容

要旨

「働くことが無条件に尊い」というのは幻想。地獄への道は「善意」で敷き詰められている。日本の国力の指標は軒並み下がっている―不粋な人が増えるとつまらない世の中になるよナ。「今を適当に生きる」ための痛快批評。

目次

1 明日の「自分」(人はなぜ働かなくてもいいのか
動物は家畜化するとどうなるのか
友が病気になったり亡くなったりして思うこと
病気にどう対処するかは人それぞれ
お茶と健康)
2 明日の「日本」(大地震に備えよ
国力をつけて南海トラフ地震に備えよう
米を作って食料自給率を上げよう
少子化の現在と未来
陰謀論について)
3 明日の「地球」(文化的多様性の歴史的変遷について
昆虫減少の後に起こること
昆虫の保全と標本の保存
昆虫蒐集は究極の趣味である
トゲアリトゲナシトゲトゲ:命名とは何か)
4 明日の「世間」(物を所有するパトスがない社会
農耕社会になって起こったこと
『遺伝と平等』を読む
交通ルールについて
正月は朝から酒を飲む)
5 今日の「生活」(庭仕事をしながら考えること
熱中症を心配しながら庭でミニトマトを作る
野菜栽培はやっぱり面白い
家庭菜園にやってくる害虫や害獣との攻防戦
庭での野菜作りについて)

出版社・メーカーコメント

自分の健康、国の行く末、自然災害に環境問題……数え上げたらきりがない将来の不安がある一方、蔓延するのは精神論や、不合理な対策に妄想ばかり。どうしても心配が尽きぬというのなら事実とデータで解説しよう。【目次】1 明日の「自分」2 明日の「日本」3 明日の「地球」4 明日の「世間」5 今日の「生活」

著者紹介

池田 清彦 (イケダ キヨヒコ)  
1947年、東京生まれ。生物学者。早稲田大学名誉教授。構造主義生物学の立場から科学論・社会評論等の執筆も行う。カミキリムシの収集家としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)