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筆と槍 天下を見届けた男

出版社名 PHP研究所
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-569-85970-5
4-569-85970-4
税込価格 3,080円
頁数・縦 413P 20cm

商品内容

要旨

反りの合わない若き主君・三好義継の奸計によって信長の逆鱗に触れた「槍使い」の和久又兵衛は、すんでのところで秀吉に命を救われる。三好家を見限った又兵衛は、逆に三好家調略の功を立て、取次・交渉を担う「右筆」の和久宗是として信長の配下で働くことに。戦場で槍を振るう悦びに焦がれながら、日々筆を執り、天下人の政務を支える宗是の主君は、やがて信長から秀吉へ移る。そして現れる奥羽の雄・伊達政宗―。信長から秀吉、そして家康の世に至る、血生臭くも華々しい戦国を、その中枢で生き抜いた「交渉人」の視点で描き切った大河長編。

出版社・メーカーコメント

織田信長、豊臣秀吉、伊達政宗−−戦国の雄たちに右筆として仕え、彼らの情報戦を担った男・和久宗是の生涯を描いた感動の歴史小説。

著者紹介

佐藤 巖太郎 (サトウ ガンタロウ)  
1962年、福島県生まれ。中央大学法学部卒業。2011年、「夢幻の扉」で第91回オール讀物新人賞を、16年、「啄木鳥」で第1回「決戦!小説大賞」を受賞。17年、デビュー作『会津執権の栄誉』で第157回直木賞候補となる。同年、同作で第7回「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)