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マドレーヌとフィナンシェの実験室 配合、材料の検証と48のアレンジレシピ

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-416-52220-2
4-416-52220-7
税込価格 2,530円
頁数・縦 159P 25cm

商品内容

要旨

フランスの焼き菓子の定番として多くのお菓子愛好家に愛されてきたマドレーヌとフィナンシェ。初心者でも作れる簡単なお菓子ですが、素材や作り方で味や食感が大きく変わります。そこで焼き菓子の基礎とも言えるマドレーヌとフィナンシェで、配合や素材、作り方でどのように食感や風味、焼き上がりが変化するのかを検証します。またどちらも応用が効く焼き菓子。ここでは48種のバリエーションを紹介します。

目次

1 マドレーヌの実験室(マドレーヌの由来
基本のマドレーヌ
失敗しない生地の作り方を検証
マドレーヌのアレンジレシピ)
2 フィナンシェの実験室(フィナンシェの由来
基本のフィナンシェ
失敗しない生地の作り方を検証
フィナンシェのアレンジレシピ)

出版社・メーカーコメント

フランス発祥の焼き菓子、マドレーヌとフィナンシェ。この2つのおなじみのお菓子について、配合を変えたり、粉を変えてみたり、作り方を変えてみたり…といろいろな検証を試みることで、本当においしいマドレーヌとフィナンシェの作り方を実験検証していく研究本です。 焼き菓子の中でも最も基本と思われるマドレーヌとフィナンシェ。お菓子作りの初心者が作る代表格でしょう。しかし、実際には意外と失敗しがちなポイントがたくさんあります。そこで失敗しそうなポイントを取り上げて、実際に正しい作り方で焼き上げたものと、失敗例を比べて見せます。また、材料の分量を変えて作ってみたら、焼き上がりはどう違うかを検証します。さらに材料を変えて作ると、味、風味、食感の違いなどがどうなるかも実験します。 その他、基本のマドレーヌやフィナンシェにコーティングしたり、フレーバーを変えるなどのアレンジレシピを合計で48種をご紹介。フィナンシェを作るときには卵白を使うのですが、このときに残ってしまう卵黄で作るおなじみのスイーツを2品加えました。 ■内容基本の材料 基本の道具 (1)マドレーヌの実験室マドレーヌの由来/基本のマドレーヌ失敗しない生地の作り方を検証…下準備編/混ぜ方編/寝かせ方編/焼き方編 材料を替えて作る砂糖を替える/粉を替える/油分を替える[分量比較]卵の分量を変える/砂糖の分量を変える/粉の分量を変える/バターの分量を変える アレンジレシピ紅茶のミルクチョコレートコーティング/マンゴーチョコレートコーティング/レモンアイシング/ラベンダーアイシング/ローズホワイトチョココーティング/チョコレートマーブル/グリオットピスターシュ…ほか (2)フィナンシェの実験室フィナンシェの由来/基本のフィナンシェ失敗しない生地の作り方を検証…下準備編/混ぜ方編/寝かせ方編/焼き方編 材料を替えて作る砂糖を替える/粉を替える/油分を替える[分量比較]卵白の分量を変える/砂糖の分量を変える/粉の分量を変える/バターの量を変える[材料比較]バターの溶かし方を変える アレンジレシピアーモンドチョコレートコーティング/柚子アイシング/イチゴアイシング/フォンダンショコラ/あんバター/抹茶のホワイトチョココーティング/メープルパンプキン/ヘーゼルナッツ…ほか

著者紹介

加藤 里名 (カトウ リナ)  
菓子研究家。大学卒業後、会社員として働きながら「イル・ブルー・シュル・ラ・セーヌ」でフランス菓子を学び、退職後に渡仏。パリの「ル・コルドン・ブルー」の菓子上級コースを修め、その後は人気パティスリー「ローラン・デュシェーヌ」にスタージュとして勤務。帰国後の2015年より東京・神楽坂にて「洋菓子教室Sucreries」を主宰。伝統的なフランス菓子のみならず、最新のトレンドを踏まえた洋菓子を、焼き菓子の販売や書籍、雑誌などで広く発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)