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学校の「男性性」を問う 教室の「あたりまえ」をほぐす理論と実践

出版社名 旬報社
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-8451-2105-2
4-8451-2105-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 184P 21cm

商品内容

要旨

教室は男女平等か?学校の「良いこと、目指すべきこと」の基準の多くが「男性性」と結びついている。わたしたちはそれを当たり前に受け入れていないか。学校の日常をジェンダーの視点から問い直す。

目次

序章 なぜ「学校の男性性」を問うのか(前川直哉)
第1章 「指導力」という名の教員の「暴力」―男性支配への合意を調達する仕組み(前川直哉)
第2章 「男性性」の“くびき”をまなざす(大江未知)
第3章 「自分らしさ」では届かない場所へ―フェミニズムとともに歩む教室の実践(星野俊樹×大江未知)
第4章 男子の聖域(福島はなこ)
第5章 男子校でこそ感情の言語化を(田中めぐみ)
第6章 トラブルとしての異性装(菅野真文)
第7章 フェミニズムから「男性性」を問う(虎岩朋加)

著者紹介

大江 未知 (オオエ ミチ)  
公立小学校教師を40年。現在は大学教員養成課程の教員
虎岩 朋加 (トライワ トモカ)  
椙山女学園大学人間関係学部教授。教員養成課程での教育に従事しつつ、フェミニズムから教育学を考える研究をしてきた
前川 直哉 (マエカワ ナオヤ)  
1977年兵庫県生まれ。灘中・高教諭などを経て、福島大学教育推進機構准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)