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梅津時比古セレクション 1

ゴーシュを聴く 宮沢賢治研究

出版社名 春秋社
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-393-93618-4
4-393-93618-3
税込価格 4,400円
頁数・縦 398P 20cm

商品内容

要旨

音楽研究が解き明かす賢治文学の精華。あくなき探究とクリティークの射程。『《セロ弾きのゴーシュ》の音楽論:《セロ弾きのゴーシュ》論』(NHK制定「日本の100冊」に選出)、関連エッセイを収録。

目次

《セロ弾きのゴーシュ》の音楽論 音楽の近代主義を超えて(楽器の思想
テクニックの思想
音程の思想)
インテルメッツォ(夢の道
オペラシティの猫)
《ゴーシュ》という名前 《セロ弾きのゴーシュ》論(ゴーシュとかっこう
『ヴィーナスの歌』の謎
無知の知と性)

出版社・メーカーコメント

音楽文化をめぐる研究・評論の新しい地平。当巻には近代主義をテーマとして尖鋭な二作品、芸術選奨文部大臣賞・岩手日報文学賞賢治賞に輝く『《セロ弾きのゴーシュ》の音楽論』と賢治研究のユニークな話題作『《ゴーシュ》という名前』を収録。解説=三浦雅士

著者紹介

梅津 時比古 (ウメヅ トキヒコ)  
神奈川県鎌倉市生まれ。早稲田大学第一文学部西洋哲学科卒業。現在、毎日新聞特別編集委員、桐朋学園大学特命教授、早稲田大学招聘研究員。宮沢賢治研究は『《セロ弾きのゴーシュ》の音楽論:音楽の近代主義を超えて』(2003東京書籍、第54回芸術選奨文部科学大臣賞、第19回岩手日報文学賞賢治賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)