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論争大坂の陣

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-10-603937-9
4-10-603937-0
税込価格 1,815円
頁数・縦 238P 20cm

商品内容

要旨

「関ヶ原」ではなく「大坂の陣」で家康はようやく天下を取った!「西軍敗戦で豊臣家は一大名に転落」「征夷大将軍は唯一の天下人」「家康は豊臣滅亡を虎視眈々と狙っていた」「方広寺鐘銘問題は言いがかり」「大坂方は騙されて内堀まで埋めさせられた」。諸説せめぎあう中、「二重公儀体制」論を掲げる近世史の第一人者が関ヶ原合戦から「戦国最後にして最大の激戦」に至るまでの真相を明らかにする。

目次

第一章 関ヶ原合戦後の政治世界
第二章 徳川家康の将軍任官
第三章 関ヶ原合戦後における豊臣家と大坂の栄華
第四章 徳川秀忠の将軍就任
第五章 慶長一一年、江戸城築造と豊臣家
第六章 慶長年間の二重公儀体制
第七章 宥和から敵対へ、開戦危機
第八章 二条城会見と三ヶ条誓詞
第九章 大坂冬の陣
第一〇章 大坂夏の陣

出版社・メーカーコメント

「関ヶ原」でなく「大坂の陣」で家康はようやく天下を取った! 「西軍敗戦で豊臣家は一大名に転落」「征夷大将軍は唯一の天下人」「家康は豊臣滅亡を虎視眈々と狙っていた」「方広寺鐘銘問題は言いがかり」「大坂方は騙されて内堀まで埋めさせられた」。諸説せめぎあう中、「二重公儀制」論を掲げる近世史の第一人者が、関ヶ原から「戦国最後にして最大の激戦」に至るまでの真相を明らかにする。

著者紹介

笠谷 和比古 (カサヤ カズヒコ)  
1949年神戸生まれ。京都大学文学部卒業。同大学院博士課程修了。博士(文学)。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は歴史学、武家社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)