
わたしたちのアジア・太平洋戦争 2
いのちが紙切れになった
わたしたちのアジア・太平洋戦争 2
出版社名 | 童心社 |
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出版年月 | 2004年3月 |
ISBNコード |
978-4-494-01817-8
(4-494-01817-1) |
税込価格 | 3,630円 |
頁数・縦 | 293P 24cm |
シリーズ名 | わたしたちのアジア・太平洋戦争 |
商品内容
要旨 |
アジア・太平洋戦争が拡大し、戦争が泥沼化の一途をたどるなか、いかに、いのちと人間の尊厳がふみにじられていったか。中国をはじめとする、戦場での虐殺、強かん、餓死や、だまされて従軍慰安婦にさせられた女性の体験。また、日本国内での空襲や被爆、強制連行されて花岡鉱山ではたらかされた中国の方がたのことなどが書かれている。第一章では、その体験をとおして、人間と戦争の根源的問題をわたしたちにつきつける、中国での憲兵としての加害体験や、日本の陸軍少年飛行兵を志願した朝鮮人少年の体験が語られている。また、第二章には主に戦場での体験、第三章には、国内での体験を中心とした銃後の体験が語られている。 |
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目次 |
第1章 軍国主義の下で(憲兵・土屋芳雄の自分史(土屋芳雄 |
おすすめコメント
戦争は人間を奪う!戦争被害の視点のみならず、加害者としての視点もはっきりと打ち出した内容。日本人だけでなく中国や韓国をはじめ、アジアの人々の体験も収録。女性史専門家も加わり、“女性の視点”からも戦争を見つめ直した内容。総ルビ、くわしい解説、充実の脚注など、古田足日(児童文学作家/評論家)を中心とした編集委員による、若い人へ向けた本。巻頭の迫力の口絵にはじまり、豊富な写真・イラスト・地図、巻末年表など満載の、平和への願いをつづる戦争体験集です!
出版社・メーカーコメント
戦争が泥沼化する中での、餓死、空襲、特攻隊、被爆、従軍慰安婦にさせられた女性の体験など。