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日本生まれの「正義論」 サンデル「正義論」に欠けているもの

出版社名 明石書店
出版年月 2011年2月
ISBNコード 978-4-7503-3333-5
4-7503-3333-6
税込価格 2,420円
頁数・縦 225P 20cm

商品内容

目次

第1章 人間の尊厳および人権概念の普遍化―日本国民の戦後の「感覚」が求め正義論(日本国民の戦後の「感覚」は「新たなる正義論」を要求している
人間の尊厳とその普遍化
「新」社会契約説
国家の限界と社会的権限の再配分 ほか)
第2章 「革新」勢力の消滅と日本人(日本人は再び自らが戦争を行うようになってしまうかもしれない
戦争責任を軍部に押しつけて済ませることはもうできない
日本の社会主義者は本当に社会主義者だったのか
日本人の権威主義は変わっていない ほか)

出版社・メーカーコメント

これからの「正義」を日本人は、どうとらえ、展開させるべきか。戦争の惨禍をくぐり抜け、戦争を放棄した国家を選択したはずの日本人の思想の根底にある共通認識とは何か。あいかわらず戦争をやめられない世界に向けて平和の思想をどのように発信していくのか。

著者紹介

川本 兼 (カワモト カネル)  
1948年石川県金沢市生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。思想家。日本平和学会会員。上智人間学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)