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日本は赤字国家に転落するか

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-532-35531-9
4-532-35531-1
税込価格 1,210円
頁数・縦 137P 19cm

商品内容

要旨

31年ぶりの貿易赤字転換は震災要因など一過性のものではない。製造業の戦略転換の読み誤りやインフラ老朽化への対応不足等の構造問題を一刻も早く解決しないと「一流の経済大国」の座から陥落する日は近い。それを食い止めるための方策を模索する辛口の一書。

目次

第1章 国際収支大幅悪化の衝撃(ノンストップの空洞化と貿易赤字国への転落
疲弊するコーポレート・ジャパン
数年後に迫る経常赤字国化)
第2章 経常赤字転落後の日本経済(デフレからインフレへ、円高から円安へ
円安=日本経済再浮上は幻想
引き締め転換と内需縮小)
第3章 日本経済再生戦略(供給能力拡大に全力を挙げよ
自律的な調整メカニズムに期待?
金利上昇のプラス効果
世界の“先駆者”として)

著者紹介

白川 浩道 (シラカワ ヒロミチ)  
1961年東京都生まれ。83年慶應義塾大学経済学部卒業、日本銀行入行。調査統計局、金融研究所勤務を経て米国・ワシントン大学大学院留学。帰国後、外国局、OECD経済総局出向等を経て99年日本銀行を退職、UBS証券へ移籍(チーフエコノミスト)。現在、クレディ・スイス証券マネージング・ディレクター、チーフエコノミスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)