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桐竹勘十郎と文楽を観よう

新版日本の伝統芸能はおもしろい

出版社名 岩崎書店
出版年月 2015年2月
ISBNコード 978-4-265-08376-3
4-265-08376-5
税込価格 3,300円
頁数・縦 56P 29cm

商品内容

要旨

少年の遊び場は、人形遣いの父が働く文楽の劇場でした。少年はこの場所が大好きだったのです。中学生になって、舞台の手伝いをすることになり、少年ははじめて、舞台裏から父親の姿を見ることになります。「おやじは、すごい…」と、心から尊敬する気持ちになりました。人形遣いによって、はじめて命を吹きこまれる人形たち―文楽の世界を、人形遣いといっしょにのぞいてみましょう。

目次

第1章 生きているように動く人形
第2章 物語の語り手 太夫と三味線
第3章 文楽の舞台 表と裏
第4章 みんなで文楽をやってみよう
第5章 文楽はこうして生まれた
第6章 勘十郎先生おすすめの文楽
第7章 勘十郎先生に答えてほしい
第8章 ぼくが人形遣いになった理由

著者紹介

桐竹 勘十郎 (キリタケ カンジュウロウ)  
1953年大阪府生まれ。人間国宝の人形遣い故二世桐竹勘十郎の長男。1968年に人間国宝の吉田簑助に入門、吉田簑太郎(よしだみのたろう)を名乗り、翌年初舞台を勤める。2003年、父の名を継いで三世桐竹勘十郎を襲名。子どもたちのためのワークショップや海外公演に参加し、文楽を広めている。文楽協会賞、国立劇場文楽大賞、芸術選奨文部科学大臣賞、紫綬褒章、日本芸術院賞など受賞多数。様々な新作にも挑戦している。2013年4月より京都文教大学客員教授
小野 幸惠 (オノ サチエ)  
1954年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経てフリー編集者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)