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数理ファイナンスの歴史

出版社名 金融財政事情研究会
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-322-12862-8
4-322-12862-9
税込価格 6,050円
頁数・縦 555P 22cm

商品内容

要旨

1900年のルイ・バシュリエからバーゼル3、FinTech、マイナス金利時代のオプション・モデルまで―理論とマーケット、危機と規制が糾う革新と挑戦の金融工学クロニクル。市場関係者にとって参照しやすいモデル・ガイドとして、そして最先端技術を成立背景から理解できる読み物としても比類なし!

目次

第1章 数理ファイナンスの歴史(概要)
第2章 ルイ・バシュリエからブラック・ショールズまで
第3章 ファイナンス理論から抽象数学へ(マルチンゲールとエキゾチック・オプション)
第4章 事件の発生と前提条件の微修正
第5章 クレジット・デリバティブとCDO(サブプライム・バブルの膨張)
第6章 リーマン・ショックと危機後の世界

おすすめコメント

20世紀初頭から今日に至る金融工学の歴史を、関連するさまざまな事件、金融危機、規制当局の動きをまじえて時系列で整理。金融人なら知っておくべき主要論文をわかりやすく紹介し、市場関係者にとって参照しやすいモデル・ガイドとして、また、最先端技術を成立背景から理解できる読み物として比類なき一冊。

著者紹介

櫻井 豊 (サクライ ユタカ)  
早稲田大学理工学部数学科を卒業後、1986年に東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。2000年にソニーのネット銀行設立メンバーに加わり、ソニー銀行執行役員市場運用部長などを経て2010年よりリサーチアンドプライシングテクノロジー株式会社(RPテック)取締役。入行2年目より一貫して金融市場におけるさまざまな商品(現物、デリバティブ)を用いたトレーディング、資産運用、商品開発などの業務に従事し、広範囲の金融商品やその市場に関する実務と理論の両方を熟知する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)