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茶湯一会集

現代語でさらりと読む茶の古典

出版社名 淡交社
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-473-03788-6
4-473-03788-6
税込価格 1,320円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

「埋木舎」と自ら名づけた部屋住み時代より武芸に親しみ、とりわけ茶道に深く傾倒した幕末の大老・井伊直弼。安政の大獄の直前に成立したとされるその著書『茶湯一会集』には、「一期一会」「独座観念」といった茶の湯の真髄といえる概念の解説に加え、茶事茶会における主客の心得が子細に示されている。

目次

茶事茶会の約束・前礼
着物ならびに懐中物
露地掃除ならびに水
数寄屋(茶室)の掃除ならびに簾
道具の取り合わせ・仕付け・ならびに懐石の取り合わせ
客の到着・初度の露と迎え付け
初入り・主客の挨拶
初炭手前
懐石・給仕・客の食べ方
中立・腰掛の心得・中立中のしつらえ〔ほか〕

著者紹介

筒井 紘一 (ツツイ ヒロイチ)  
1940年、福岡県生まれ。早稲田大学文学部東洋哲学科卒業、同大学院文学研究科修士課程修了。文学博士。今日庵文庫長、茶道資料館副館長。京都府立大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)