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越境する文化・コンテンツ・想像力 トランスナショナル化するポピュラー・カルチャー

出版社名 ナカニシヤ出版
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-7795-1327-5
4-7795-1327-8
税込価格 2,860円
頁数・縦 226P 21cm

商品内容

要旨

現代のトランスナショナルなコミュニケーションはどのように行われているのか。日本をはじめ世界各地のさまざまな文化的越境を考える。

目次

第1部 「異文化」から考えるトランスナショナル・コミュニケーション(越境するgeisha―現代フランスの新聞における「日本女性」像の構築
アジアを目指す日本ファッション―トランスナショナルなメディアとファッション
東アジアポピュラー文化圏の越境―台湾とナガの若者のポピュラーカルチャー消費を事例に
イスラーム文化の「基準化」の広がり―食品に関するハラール認証制度の形成と展開から)
第2部 「コンテンツ」から考えるトランスナショナル・コミュニケーション(スポーツ化するeスポーツ―その競技性とトランスナショナル性をめぐる一考察
テレビ番組のトランスナショナル―コンテンツの輸出入・フォーマット販売から映像配信サービスまで
アニメーションのインターテクスチュアリティ
過圧縮ポップの誕生―「ジャンルの混在」と「八九秒の制約」から生まれた日本独自のポップミュージック形式)
第3部 「歴史」から考えるトランスナショナル・コミュニケーション(若者たちは何を夢見たのか―ファッションの創造力
文化外交としての宝塚歌劇―海外公演をめぐって
日本の禅、世界のZEN
静寂のデザイン―曹洞禅における袈裟の伝承について)
第4部 「メディア」から考えるトランスナショナル・コミュニケーション(初音ミク―ネットアイドル文化のトランスナショナル化の可能性
インターネットはアイドルのローカル性を再編成する―メディアとコミュニケーションの視角から考えるアイドル受容の現在
モバイル=デジタル時代のパンデミックな「承認」―越境するパフォーマティブなデジタル写真
実践としてのトランスナショナル―ネットワーク社会における表現と越境的対話)

著者紹介

高馬 京子 (コウマ キョウコ)  
明治大学情報コミュニケーション学部准教授
松本 健太郎 (マツモト ケンタロウ)  
二松學舎大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)