平和のために戦争を考える 「剥き出しの非対称性」から
叢書インテグラーレ 017
出版社名 | 丸善出版 |
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出版年月 | 2019年1月 |
ISBNコード |
978-4-621-30355-9
(4-621-30355-4) |
税込価格 | 2,090円 |
頁数・縦 | 175P 19cm |
商品内容
要旨 |
戦争には、武装し暴力を行使できる者とそうではない者が存在し、テロや人質殺害などの悲劇的状況においても、命の価値の極端な不均衡―「剥き出しの非対称性」が生じている。命の危機を目の前にして、なんらかの意思決定と行動を迫られる極限の状況で、「より少ない悪」を選ぶことは可能なのだろうか。本書では、戦闘用ドローンや子ども兵士など、現代に横たわる「戦争の悪」などについても取り上げる。思考と実践を繋ぐ応用倫理学の視点から、「悪」をどう考え、どう向き合うのか、平和に向けあらたな視座を提示する一冊。 |
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目次 |
第1章 「戦争を考える」ということ |