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大阪 都市の記憶を掘り起こす

ちくま新書 1401

出版社名 筑摩書房
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-480-07217-7
4-480-07217-9
税込価格 902円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

キタとミナミの違いとは何か?梅田の巨大地下街はどのように形成されたのか?2025年万博予定地「夢洲」の暗い過去とは?梅田、船場、アメリカ村、飛田新地、釜ケ崎、新世界、法善寺横丁、ユニバ、夢洲…気鋭の地理学者が街々を歩き、織田作之助らの著作を読み、この大都市の忘れられた物語を掘り起こす。大阪とはどんな街なのか?これを読めば、見える景色はがらりと変わる。

目次

序章 路地と横丁の都市空間
第1章 大阪“南/北”考
第2章 ラビリンスの地下街
第3章 商都のトポロジー
第4章 葦の地方へ
第5章 ミナミの深層空間―見えない系をたどる
第6章 大阪1990―未来都市の30年
終章 界隈の解体

著者紹介

加藤 政洋 (カトウ マサヒロ)  
1972年信州生まれ。立命館大学文学部教員。富山大学人文学部卒業、大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了、博士(文学)。専門は人文地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)