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企業は、メンタルヘルスとどう向き合うか 経営戦略としての産業医

祥伝社新書 604

出版社名 祥伝社
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-396-11604-0
4-396-11604-7
税込価格 968円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

企業にとっての最大の財産は、従業員。従業員が心身共に健康な状態で仕事に取り組めなければ、企業の発展はありえません。企業におけるメンタルヘルスの問題は深刻化・多様化しており、この問題の放置による被害は拡大の一途をたどっています。生産性の低下、離職がもたらす風評被害、市場の失望による株価の下落…。従業員のメンタルヘルスの維持・増進は、今や企業経営の最重要テーマです。本書では、専門の産業医の立場から、企業のあるべき姿について、具体例を挙げてアドバイスしています。人事担当者・労務担当者必読の好著!

目次

第1章 メンタルヘルス問題の動向(メンタル疾患は増えているのか
企業におけるメンタルヘルスへの関心の高まり ほか)
第2章 具体的な事例と対応策(うつ病
パニック障害 ほか)
第3章 健康経営の重要性(健康経営とは
健康経営の歴史 ほか)
第4章 メンタルヘルス問題の予防と対応のためのエッセンス(産業保健体制の整備を
コンプライアンス遵守を超えた体制の戦略的整備とは? ほか)
第5章 経営戦略としての健康投資(健康投資とは
内部への健康投資で、外部からの投資を引き出す ほか)

著者紹介

尾林 誉史 (オバヤシ タカフミ)  
1975年、東京都生まれ。東京大学理学部卒業後、(株)リクルート入社。弘前大学医学部学士編入、東京都立松沢病院を経て、東京大学医学部附属病院精神神経科に所属。VISION PARTNERメンタルクリニック四谷院長
木下 翔太郎 (キノシタ ショウタロウ)  
1989年、神奈川県生まれ。千葉大学医学部卒業後、内閣府に入府し大臣官房人事課などで勤務。現在、慶應義塾大学医学部助教(精神・神経科学教室)。労働衛生コンサルタント
堤 多可弘 (ツツミ タカヒロ)  
1986年、東京都生まれ。弘前大学医学部卒業後、東京女子医科大学神経精神科で助教、非常勤講師を歴任。現在は複数企業の産業医と臨床業務を兼務。労働衛生コンサルタント。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)