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新作らくごの舞台裏

ちくま新書 1533

出版社名 筑摩書房
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-480-07338-9
4-480-07338-8
税込価格 1,012円
頁数・縦 284,4P 18cm

商品内容

要旨

大学在学中は古典芸能研究部に所属し、能・狂言・歌舞伎・文楽・浪曲・落語に親しんだ筆者。会社勤めのかたわら落語を聞きに通ううち、ひょんなことから落語を書きはじめ、いつのまにやらプロの道へ。本書では四〇年を超えるキャリアを振り返り、落語作家という稀有な職業の秘密を語る。新作のアイディアはどこから生まれる?東京落語を上方に輸入するとき気をつけることは?演者にあててどう書き分ける?落語と漫才、落語と演劇の台本はどこが違う?落語作家ならではの密かな楽しみとは?落語ファンも落語作家志望者も必読!

目次

幽霊の辻―まくら
第1章 二足の草鞋時代(雨乞い源兵衛
貧乏神
茶漬えんま
狐芝居
帰り俥 ほか)
第2章 専業作家時代(雨月荘の惨劇
わいの悲劇
磐若寺の陰謀
幸せな不幸者
哀愁列車 ほか)
落語作家根問―あとがき

著者紹介

小佐田 定雄 (オサダ サダオ)  
落語作家。1952年、大阪市生まれ。77年に桂枝雀に新作落語『幽霊の辻』を書いたのを手はじめに、落語の新作や改作、滅んでいた噺の復活などを手がける。これまでに書いた新作落語台本は260席を超えた。近年は狂言、文楽、歌舞伎の台本も担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)