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帝国の崩壊 歴史上の超大国はなぜ滅びたのか 上

出版社名 山川出版社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-634-15212-0
4-634-15212-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 236P 19cm
シリーズ名 帝国の崩壊

商品内容

要旨

軍事大国の財政破綻、改革の挫折、政治的緊張感の喪失…第一線の研究者が解く、歴史上の14帝国「崩壊」の道程。

目次

序章 帝国の崩壊をめぐって
1章 「海の民」侵入による衰退説は真実か―エジプト新王国の崩壊
2章 宮殿焼失前の城壁拡張が示唆する、近づく戦争の脅威―エーゲ文明(ミケーネ「帝国」)の崩壊
3章 「食料庫跡」が示す新たな滅亡についての仮説―ヒッタイト帝国の崩壊
4章 「世界最古の帝国」を滅ぼした四つの要因―アッシリア帝国の崩壊
5章 エジプト再征服による疲弊と「想定外」の敵―アカイメネス朝ペルシアの崩壊
6章 後継者なき「大王」の早すぎた死とヘレニズム時代の開幕―アレクサンドロス帝国の崩壊
7章 軍事大国の財政破綻と求心力の喪失―ローマ帝国の崩壊

出版社・メーカーコメント

軍事大国の経済破綻、改革の挫折、政治的緊張感の喪失…。アメリカの覇権が揺らぐなか、「帝国」復活を目指すかに見えるロシアの動き、そして米中「新冷戦」。来たる激動の国際秩序を見通すために知っておきたい、歴代14帝国「崩壊」の道程を第一線の歴史学・考古学者陣が読み解く。

著者紹介

鈴木 董 (スズキ タダシ)  
1947年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。専攻はオスマン帝国史、比較史・比較文化にも深い関心を持つ。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)