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人はどこまで合理的か 上

出版社名 草思社
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-7942-2589-4
4-7942-2589-X
税込価格 2,090円
頁数・縦 286P 20cm
シリーズ名 人はどこまで合理的か

商品内容

要旨

陰謀論やフェイクニュースを信じ、党派的な議論や認知バイアスに陥って、結論を誤る原因とは?ハーバード大学の人気講義が教える、理性の働かせ方!人間はなぜこんなに賢く、こんなに愚かなのか?

目次

1 人間という動物はどのくらい合理的か(狩猟採集民は驚くほど合理的である
「なぜ人間は時に不合理になるか」は研究されている ほか)
2 合理性と非合理性の意外な関係(「理性に従う」ことはかっこ悪いのか
理性なしにはあらゆる議論が不可能 ほか)
3 論理の強さと限界はどこにあるか(論理の力で論争は解決できるか
「もし」や「または」の論理学上の意味は通常と異なる ほか)
4 ランダム性と確率にまつわる間違い(偶然と不確実にどう向き合うべきか
ランダム性とは何か。それはどこからくるのか ほか)
5 信念と証拠に基づく判断=ベイズ推論(ベイズ推論は全人類が学ぶべき理性の道具
基準率無視と代表性ヒューリスティック ほか)

出版社・メーカーコメント

現在、人類は自身の持つ理性の力によってこれまでにない知性の高みに到達している。しかし、なぜそれでも人は時に非合理な行動をとるように見えるのか?そもそも合理性とは何で、人が非合理な判断から逃れるためにはどうすればよいのか?知の巨人スティーブン・ピンカーが、ベストセラー『暴力の人類史』『21世紀の啓蒙』に続き、人間の「合理性(理性)」について解き明かす最新刊! 不透明な時代に個人が日常生活をおくる中で下す様々な選択、フェイクニュースや陰謀論を人が信じてしまう理由、より大きな社会や国家による非合理的(に見える)な行動…、私たちがより理性的な判断をするためにはどうすればよいのか?論理学から統計学、心理学、経済学まで、学問の垣根を超えて「合理性」について探求する、ハーバード大学の一般教養の人気講義から生まれた全米ベストセラー!大注目の一冊です!

著者紹介

ピンカー,スティーブン (ピンカー,スティーブン)   Pinker,Steven
ハーバード大学心理学教授。スタンフォード大学とマサチューセッツ工科大学でも教鞭をとっている。認知科学者、実験心理学者として視覚認知、心理言語学、人間関係について研究している。進化心理学の第一人者。その研究と教育の業績、ならびに著書により、数々の受賞歴がある。米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」、フォーリンポリシー誌の「知識人トップ100人」、ヒューマニスト・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。米国科学アカデミー会員
橘 明美 (タチバナ アケミ)  
英語・フランス語翻訳家。お茶の水女子大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)