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神なき時代の日本蘇生プラン 「クズになってしまわない」ための処方箋

出版社名 ビジネス社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-8284-2425-5
4-8284-2425-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 269P 19cm

商品内容

要旨

天皇、キリスト教、メタバース、街づくり、経済政策、社会福祉―現代社会の根本問題に対する、タブーなき議論が満載!

目次

第1章 「若者の未来」は守れるのか(「羊のように大人しい日本人」のレジスタンス
国民の利益を一顧だにしない政治家と専門家 ほか)
第2章 クズ化を防ぐ共同体(「クズレベルを防ぐ三つの処方箋」と「焚き火の効用」
「閉ざされ」から「開かれ」へ子供たちを導く ほか)
第3章 荒野を生んだ都市工学(「移動の自由」は「表現の自由」につながると問うたアガンベン
都市も環境も、自然に出来上がるからこそ「生きている」 ほか)
第4章 「天皇」を参照せよ(「弔う」ことさえ禁じられた社会で
歴史を継承せず「仕切り直し」てしまう日本人 ほか)
第5章 神なき時代のメタバース(キリスト教を考えると世界の見方がクリアになる
自分が救われるために人を助けるのはクズ ほか)

出版社・メーカーコメント

天皇、キリスト教、メタバース、街づくり、経済政策、社会福祉――現代社会の根本問題に対する、タブーなき議論が満載! コロナ禍で、「仲間が消えた社会、人間の叡智が湧き出ない社会。システム化・画一化で危機に脆弱な社会」という“日本の弱み”をさんざん見せつけられた状況だ。そこで本書では、1.経済第一主義の社会で失ってきたものが何だったのかを、社会学的見地から明示し、2.日本人が本来、大切にしてきた生き方、社会の在り方とは何か説く。その上で、3.本来的な生き方や社会を取り戻すため、ポストコロナで日本人の意識をどう目覚めさせるか。?平成そして令和の経済・社会政策で失った何を復活すればよいのかと提案する。「前向き」な道筋を交えながら、日本社会の新たな在り方、幸福論を提示する。

著者紹介

宮台 真司 (ミヤダイ シンジ)  
1959年宮城県生まれ。東京都立大学教授。公共政策プラットフォーム研究評議員。社会学者。映画批評家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。社会学博士
藤井 聡 (フジイ サトシ)  
1968年奈良県生まれ。京都大学大学院工学科教授。同大学レジリエンス実践ユニット長。『表現者クライテリオン』編集長。京都大学工学部卒、同大学大学院修了後、同大学助教授、イエテボリ大学心理学科研究員、東京工業大学教授を経て、2009年より現職。2018年よりカールスタッド大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)