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ワクチンの境界 権力と倫理の力学

出版社名 AmazingAdventure
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-434-31081-2
4-434-31081-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 246P 19cm

商品内容

目次

序章 私たちは何をしてきたのか
第1章 感染症の蔓延とワクチンの投入
第2章 軽々しく信じることの罪
第3章 専門家は信用できるのか
第4章 デマと正しい情報
第5章 独裁化するリベラル
第6章 生権力の暴走
第7章 システムへの抵抗
第8章 100分の1の倫理
終章 私たちはどこへ行こうとしているのか

出版社・メーカーコメント

新型コロナウイルス感染症パンデミックは社会に様々な問題を生じさせました。そのなかでも、病気以外の面で最も重大な問題は、世界の市民の間で分断を生じさせてしまったことでしょう。それは、マスクやワクチンをめぐる私たちの判断という日常的な行為によって生じています。 本来、私たちは、マスクやワクチンをめぐって、もっと自由に判断し、行動してよいはずですが、それがどうしてこんなに難しいのでしょうか。それは、私たちの倫理観の中に権力が侵入してきているからです。 本書では新型コロナワクチンを中心に、ワクチンによってどうして分断が生じてしまっているのか、それを克服するにはどうすればよいのかを、倫理の観点からできるかぎり分かりやすく論じています。

著者紹介

國部 克彦 (コクブ カツヒコ)  
神戸大学大学院経営学研究科教授。博士(経営学)。専門は、社会環境会計、経営倫理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)