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眠る邪馬台国 夢見る探偵高宮アスカ

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-12-005643-7
4-12-005643-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 231P 20cm

商品内容

要旨

古代史マニアの吉川英治文学新人賞候補作家がずっと解き明かしたかった“日本のルーツ”。アメリカの大学で「夢」を研究する29歳の学者・高宮アスカは、新聞社の古代史担当記者である58歳の叔父・周二と話すうち、「邪馬台国の謎」に興味を持つ。アスカは、夢や超常現象、地政学などの知識を駆使し、史学外からのアプローチで「魏志倭人伝」を読み解こうとするが…。若き奇才が明晰な頭脳でクールに解明する、日本史最大のミステリー!!

出版社・メーカーコメント

若き天才夢学者が、新聞記者の叔父と共に「歴史探偵」となり、日本史最大の謎に挑む! 古代史マニアである吉川英治文学新人賞候補作家本人が、「確信してから死にたい」という所在地論争に、ついに終止符が打たれたのか? 「本の雑誌」が選んだ「2022年度エンターテインメントベスト10」第3位と注目の新鋭による、渾身の歴史ミステリー書き下ろし。

著者紹介

平岡 陽明 (ヒラオカ ヨウメイ)  
1977年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。出版社勤務を経て、2013年『松田さんの181日』で第93回オール讀物新人賞を受賞し、デビュー。19年刊行の『ロス男』(文庫化時改題『僕が死ぬまでにしたいこと』)で第41回吉川英治文学新人賞候補。22年刊行の『素数とバレーボール』は、「本の雑誌」が選んだ「2022年度エンターテインメントベスト10」第3位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)