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樹盗 森は誰のものか

出版社名 築地書館
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-8067-1651-8
4-8067-1651-0
税込価格 2,970円
頁数・縦 264,35P 20cm

商品内容

要旨

木材の10億ドル闇市場と環境保護・地域社会・文化の絡み合いを深掘り。深く調べつくした取材、異彩を放つ人物たち、森林伐採史、政策分析、最新の樹木科学―陰謀、犯罪、そして森林の内部に隠された信じがたい複雑性へのスリリングな旅に読者を誘う異色ノンフィクション。

目次

第1部 根(乱伐
密猟者と狩猟管理者
沿岸から内陸へ
荒涼たる景観
闘争地域)
第2部 幹(レッドウッドの森への入り口
樹難
音楽の樹
ミステリーの樹
ターニング
劣悪労働
アウトローを捕まえる
ブロックス居住区
パズルのピース
新たな激流
火種の樹)
第3部 林冠(木材を追跡する
「それはヴィジョンの探究なんだ」
ペルーからヒューストンへ
「木々を信じているから」
カーボンシンク
忘却の彼方で)

著者紹介

ブルゴン,リンジー (ブルゴン,リンジー)   Bourgon,Lyndsie
カナダのブリティッシュ・コロンビア州を拠点とするライター、口述史家。2018年にはナショナル・ジオグラフィック特派員に選ばれる。環境と、歴史、文化、地域社会に根差した地域住民のアイデンティティとの絡み合いについての執筆が多い。彼女の記事は、アトランティック、スミソニアン、ガーディアン、オックスフォードアメリカンなどで掲載されている。本書が初の著書である
門脇 仁 (カドワキ ヒトシ)  
森林生態系と林業システムの研究でパリ第8大学大学院上級研究課程修了。現在、著述・翻訳家。法政大学・東京理科大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)