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米国コモディティ先物取引の実相 その知られざる設計思想とメカニズム

出版社名 金融財政事情研究会
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-322-14359-1
4-322-14359-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 194P 21cm

商品内容

要旨

人類の生存に欠かせない穀物やエネルギーの価格はどのように決まっているのか?世界最大の米国コモディティ先物市場のメカニズムを解明!

目次

第1章 食品・エネルギー原材料の調達時に必要不可欠な先物市場でのヘッジ(売りヘッジと買いヘッジ―先物市場が他人事ではない理由
先物とフォワードとスワップ―それぞれの特性と相違と利点
オプションに係る必要知識―入門書が語り足りないポイント
商品現物取引を円滑化する相対先物取引―市場外取引の特例)
第2章 米国先物口座の開設手順と証拠金の概念および日々の入出金プロセス(FCMへの先物口座開設手順―スタート前の意外なハードル
証拠金(マージン)の基本概念―先物取引メカニズムの根幹
ステートメントの理解とMark‐to‐Market―日々の清算プロセス
原価会計主義との辻褄あわせ―日本に歪曲して持ち込まれた米国先物)
第3章 米国先物市場に係る法とレギュレーションの仕組みおよびそのリスク管理(高度に規制された米国先物市場―法とルールのポイントとは
顧客資産保全のためのメカニズム―清算FCMの破綻シナリオ
先物市場参加者の責任と違反の代償―レギュラトリーリスク)

出版社・メーカーコメント

企業経営および投資活動において考慮すべき要素として社会的な要請が年々強まっているESG(環境、社会、ガバナンス)は、単なる行動規範や市場の自由な規律に委ねられるだけではなく、法規制も重要な役割を担っている。本書は、法律や規則などの法的拘束力を有する規範であるハードローと、法的拘束力を有しない規範であるソフトローの双方から、環境、社会、ガバナンスの各論点において企業価値を向上させるための取組みとしての「ESG法務」を網羅的に解説する。企業の経営陣や法務、総務、IR、サステナビリティ関連部署の担当にとって実務の上で欠かすことができない決定版、待望の刊行!

著者紹介

安丸 徹 (ヤスマル トオル)  
米国みずほ証券先物部門マネジングディレクター。1980年より日米で銀行業務に従事、2009年より現職。CFA
〓田 寛之 (タカダ ヒロユキ)  
1967年北海道生まれ。神奈川大学経済学部卒。ニューヨーク市立大学バルーク校経営学修士課程(MBA)修了。日米での先物関連企業勤務を経て、2009年より丸紅米国会社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)