吉村昭と津村節子 波瀾万丈おしどり夫婦
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2023年10月 |
ISBNコード |
978-4-10-355241-3
(4-10-355241-7) |
税込価格 | 1,815円 |
頁数・縦 | 207P 20cm |
商品内容
要旨 |
吉村、1927年東京生まれ(2006年没)。津村、1928年福井生まれ。文学を志して学習院大学文芸部で出会った二人は1953年に結婚、一男一女を儲ける。共に日本藝術院会員。文芸界きっての「おしどり夫婦」と評され、大成した両小説家が、同志としてライバルとして、ときに苦節を乗り越えてきた知られざる物語―。 |
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目次 |
序章 「さい果て」への旅 |
出版社・メーカーコメント
数々の名作を世に送り出した小説家夫婦−−その人生は、愛とドラマに満ちていた。「結婚したら小説が書けなくなる」。プロポーズをいなす津村を吉村は何度もかき口説いた。「書けなくなるかどうか、試しにしてみてはどうか」。そして始まった二人の人生は、予想外の行路を辿っていく。生活のための行商旅。茶碗が飛ぶ食卓。それでも妥協せず日々を積み重ねる二人に、やがて脚光が……。互いを信じ抜いた夫婦の物語。